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6年目 [column]

6年前の3月11日、あの震災が起きた時は恐らくわからなかったと思う。モルヒネを投与されて意識が混濁していたに違いない。

普段なら車で30分ほどで行けるところが2時間も掛かった。道路は渋滞、歩道には人が溢れ反っている。
やっとたどり着いた病院、被害はなさそうだ。急いで駆けつけてみると何事もなかったかのように眠っている。

その2週間後亡くなった。

震災直後ということもあり、葬儀も納骨も大幅に遅れに遅れ、何かよく解らぬまま日が過ぎていった。

今日は連れ合いの歳を越えた母親と水戸に墓参りに行ってきた。
御歳84歳。
”もうそろそろ墓参りには行けなくなるね。最後になるかも。”とポツリ言った。確かに背は縮み、小さくなった。体力的にも衰えは否めない。先週まで風邪を拗らせていた。

何とか風邪も治り、天気に恵まれ、気分はポジティブな方向へ。

震災直後の父の眠る霊園は大きな被害を受け、墓石があちこちで倒れていた。あれから6年が過ぎ元の霊園へと戻っている。

無事墓参りも済み、車を走らせて御前山へ。ここにも父の一部が眠っている。
よく子供の頃遊びに連れてこられた場所だ。
森の中はまだまだ冬の様相。
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でもよく観ると春は着実にやって来ている。
イチリンソウ
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ここで彼に少しだけ挨拶をして帰路へ。

折角なので益子に寄って見ることに。今回は母親の好物のイチゴを買いに行く。

そして筑波へと抜ける途中、雨引観音に寄って来た。自分は初めてである。
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急に元気になった母はこの階段を上る。足腰はしっかりしている。
ここには樹高15m、幹回り7.5mのスダジイの巨樹がある。久々に巨樹に出会えた。詳しくは後日。
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河津桜が見事。
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帰り際、時間あったら色々な神社やお寺を観て回りたいと母が言う。巨樹にも興味を持ってくれたようだ。少しでも長生きしてもらえるのなら、こんな事お安いご用だ。それで元気でいてくれるのなら。


ヤマネコノメソウが咲いていた。
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春の日差しの筑波山
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