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雪の降る里山 [大寒]

冬将軍がやって来て日本列島は震え上がっているこの週末、地元は雪の影響はありませんでした。
この数日このような寒く冷たい雨降りが続く天気に見回れ、フィールドにも出ずに大人しくしておりました。

今朝一旦止んだ雨が再び降りだし、霙に変わり、9時過ぎには雪へとなりました。大したことはなく積もること無く30分程で止んでしまいました。

レインジャケットを着て雪降る流山の熊野神社へ。

モノトーンの空と森。
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森は静まり返っています。

近くの民家のロウバイは良い香り一面に漂います。
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でもこの寒さに耐えているよう。
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明日は久々に天気で気温も二桁になるそうです。仕事に行く前に早起きして市野谷の森にでも出掛けてみようと考えています。

明日で1月もおしまい。もうすぐ立春です。



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印西の巨樹たち 2 [大寒]

引き続き昨日の印西に佇む巨樹を紹介。

印西牧の原駅周辺は今、北総線沿線の開発に伴って新しい住宅が立ち並び始めています。また道路も整備されはじめ、昔の里山の風景は少しずつ消えようとしています。流山の姿と酷似していて胸が締め付けられる気分です。
松虫寺も駅周辺の住宅が立ち並ぶ一番端の幹線道路を挟んだ反対側の林の中にあり、開発の手が少しずつ進んできています。

幹線道路から松虫寺に抜ける道沿いにやはりスダジイの樹があります。松虫寺のものに比べると樹齢や幹周りこそ劣りますが、フジの太い蔓が巻き付いてその姿が圧巻です。
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5月には藤の花を咲かせたスダジイの樹がきっと見応えあることでしょう。

このスダジイの樹のある所の先に松虫姫の乳母、杉自の塚があります。
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松虫姫が元気になって都に戻った後も杉自は村人に文字や養蚕、裁縫、はた織りを教えるため残ったそうです。杉自の没後、感謝の念をこめて村人が建てたと言われています。
塚にはアカガシとスダジイの木が寄り添い立っており、縁結びの塚とも呼ばれています。 
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これらの樹木を観た後、2km程離れた所にある”吉高の大桜”に久しぶり会いに行くことに。

里山が広がる雑木林と田んぼ、その先には印旛沼。強い寒波に包まれた日本列島ですが、風の来ない林の南側は日差しが十分照りつけ、春を思わせるほどの暖かさでした。

30分ほど歩いて吉高の大桜に到着。当然、人はひとりもいなく閑散としていました。畑とヒノキの林に囲まれた所にその巨樹は孤高に佇んでいます。
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この桜はヤマザクラで樹齢は300年以上、樹高は10.6m、幹周り6.85mです。
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氏神として祀られている根元は1m程高く塚状に盛り土され、良好な里山の環境下で成長したそうです。

蕾はまだ硬くこの寒さを堪え忍んでいました。
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春にはソメイヨシノとはひと味違った気品溢れる姿を見せてくれることでしょう。機会があったら是非、観てみたいものです。
因みに、満開から二日ほどで散り始めるそうで、足繁く通わないといけないかもしれません。





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印西の巨樹たち [大寒]

久しぶりの午後休み。仕事場から直行で千葉の印西市の”吉高の大桜”から程近い、スダジイの巨樹がある松虫寺を訪ねてみました。
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聖武天皇の第3皇女の松虫姫が重い病に掛かり、この地を訪ねて薬師仏に病が治るよう祈願し続け、無事治癒しました。それを喜んだ聖武天皇が天平17年に寺を建立。松虫姫の御名をとって松虫寺と名付けた、言い伝えがあります。


松虫寺境内入り口脇にそのスダジイの巨樹は立っていました。
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樹齢は200~300年、樹高16m、幹周り7.6m
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根元には大きな空洞ができており、向こうに抜けています。
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松虫姫を祀るために建てられた”松虫姫神社”。明治の神仏分離令により同じ敷地内にあります。彫り物は色鮮やかで見とれてしまいます。
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入り口のスダジイの奥手に背の低いイチョウの木があります。松虫姫が病が治り、都に帰る時に使っていたイチョウの杖を立てていったところ、その後芽吹いて成長し今に残るという言い伝えがある古樹です。
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巨樹とまではいきませんが、かなり幹周りが太いアカガシ。
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明日は松虫寺を抜けて辺りの樹木を紹介します。






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春告花 [大寒]

春を告げる鳥といったら”ウグイス”、春を告げる魚は色々ありますが代表的なのが”メバル”、”ニシン”や”サワラ”などがそうです。

では植物は何かというと”ウメ”。今年は暖冬のお陰で大分あちらこちらで咲いている光景が見られます。
他にもスイセンやロウバイも見られます。

この時期にしては少し早く、一つ一つが小さな花を纏い半球状に咲かせるミツマタが咲いていました。
こちらはミツマタの園芸種である”アカバナミツマタ”。
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ジンチョウゲの仲間同様、花弁は持たず、そう見えるのは筒状の萼片です。色は外側が白で内側が赤色になります。
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このミツマタも春を告げる花のひとつではないでしょうか?
道行く時に香る花でまた一歩春が近づいている気配を感じさせるこの頃です。

今夕から最大級の冬将軍がやって来ます。気温も10度には全く届かないほどの寒さ、年末の暖かさが嘘のようです。折角膨らんだ蕾もそのままでしょう。春の気配も一時お休みです。






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房総のむら冬景色 [大寒]

冬らしい本当に寒いよく晴れた朝を迎えました。今日は二十四節気の”大寒”になります。


麻賀多神社から房総のむらへ。
この時間になり漸く陽が射してきて、気温が少しだけ上がってきました。時刻はもうすぐ3時になる頃。
軽く整備された林の中を歩いてきました。

西に傾く陽の光が林に射し込み、コナラを中心とした落ち葉が赤く染まり、まるで紅葉した葉が一面に散りばめたような光景です。
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埋もれた落ち葉の間からタチツボスミの葉があちらこちらで見られます。春までもう一息といったところです。
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葉を落としたユリノキに果実だけが残っています。
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陽が大分傾き林の中が薄暗くなる頃、北風で揺れるコナラの木々の合間から半月が見え隠れしていました。
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昼から出掛けた半分駆け足の里山巡りでしたが、久々に充実した時となりました。



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麻賀多神社の椎の木 [小寒]

成田の麻賀多神社。一昨年野外講座で来て以来何度も訪れる場所のひとつです。
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昨年は一度しか来れず久々になりました。いつものように神社の鳥居をくぐると、今まで体感したことの無い感じがします。天気もそうですが重々しい何かが身体からスッと抜ける軽い気持ちになったのです。
普段信仰とか”パワー”とかあまり興味を持たない私ですが、今回ばかりはただならぬ何かを感じたのでした。

この一角は北総の昔の自然がそのまま残されており、推定樹齢1200年とも言われる県の天然記念物の御神木である”公津の大杉”やスダジイ、アカガシが大半を占めています。

公津の大杉
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樹高40m、幹周り9m

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間近で見るこの大杉には生い茂った森の中にあるせいで、ただならぬ雰囲気が漂い力強さを感じさせます。千年もの間この杉は何を想い、見続けてきたのでしょうか?


この神社に多いアカガシの巨樹
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樹皮は灰黒褐色で不揃いな薄片となり剥がれています。材は赤みを帯びているためその名がつきました。老木に観られる剥がれた姿から’垢’がボロボロ落ちているように見えます。覚えるために勝手に”垢がでる樫の木”でアカガシとした自分です。
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落ち葉も赤み帯びているので比較的覚えやすいかもしれません。

社殿の右奥に行くと20m以上にも伸びたスダジイの巨樹たちがドーム状に葉を生い茂らせています。それはまるで満天の夜空を想像させてくれます。
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いつもこの姿を長い時間かけて眺めています。自然が作り上げた造形にただただ脱帽するばかり。

この森から自分のスダジイ好きが始まったと言っても過言ではありません。先に書いた匝瑳市にある天神の森のスダジイ然り、この麻賀多神社もその荘厳な姿に惚れてしまうのです。









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雪不知 [小寒]

昨日未明に空から落ちるものは雪ではなく雨。自宅の柏周辺は雨戸を叩き付ける程の強雨でした。

今朝仕事場に向かう景色で、初めて隣接の流山から西が雪であったことを知りました。
お陰で久々の雪掻きで使っていない筋肉が悲鳴を挙げています。

昨日は暫くぶりの休日。しかも雨降り。午前中で雨は上がる予報が出ていたので、大人しく自宅待機をしていました。

北は雪で冬装備のしていない愛車を引っ張り出すのは無理があったので、筑波に行くことは断念して東へと車を出すことにしました。本日の目的地は成田方面。どこにも雪は見当たらず、安心して車を走らせました。

先ずは成田三里塚の先にある、空の駅”風和里しばやま”。その回りの公園を散策。
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成田空港の間近に位置するこの公園、雨上がりの雲の中から突然現れる着陸寸前の飛行機が上空を過ぎていきます。里山として整備されていますが人の気配はなく飛行機の轟音だけが鳴り響きます。
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ケヤキやエノキ、シラカシに混じってセンダンの木が多く見かけます。黄色く生った果実が沢山枝についています。本当ならこの時期、ヒヨドリの食料となるのですが、この辺りはいないのでしょうか?
バードストライクを嫌って居なくさせているのか、よくわかりません。
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ハラビロカマキリの卵
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ここのところの暖冬で気の早い桜が開花しようとしていました。
この日の気温で震えていることでしょう。
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昼を過ぎても気温はいっこうに上がらず、僅かな滞在時間で切り上げることになりました。そして成田から宗吾霊堂を抜けて、千年スギのある麻賀多神社へと向かいました。
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荒天になる前に [小寒]

荒天になる前の朝、流山の八木地区の雑木林に行ってきました。
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流山セントラルパーク駅から東に延びる開発は急ピッチに進み、この1年で畑は宅地化され、雑木林は多くが消失し、今後宅地へと変わっていくことでしょう。
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その延長上のこの八木地区に僅かな雑木林が残されています。
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クヌギ、コナラ、イヌシデそしてシラカシなどの典型的な雑木林。
手入れも行き届き、下草もきちんと刈られています。春にはキンランやギンラン、ジュウニヒトエ等の花が咲き、秋にはガンクビソウやオクモミジハグマ、冬の初めにフユノハナワラビが咲く所です。

他にもハリギリやウワミズザクラ、アカガシ、ヤブツバキ、ホオノキなどの樹木があり、そこには多くの鳥がやって来ます。
シジュウカラやコゲラ、ヤマバト、カワラヒワ、オナガ、ヒヨドリ、コジュケイ。さらにはオオタカの姿も観ることもあります。夜はフクロウの姿も!

去年クヌギの樹液に集まる多くの昆虫を紹介しました。
5月初めから10月末までコクワガタの姿はあり、ヨツボシケシキスイ、ノコギリクワガタ、カブトムシをはじめ、オオスズメバチ、クワカミキリ、カキバトモエ、シタバガ、ベニスズメなど多くの昆虫が集まっていました。

この森がいつまでも残っていることを願うばかりです。

八木の雑木林は高台になっており、その北側は斜面で、降りて行くと先日紹介した田んぼになっています。
斜面にはミズキが冬芽を出していました。
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こちらはコブシの花芽。冬の寒さ対策で毛に覆われて、春を待ちます。
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民家の庭先で紅梅が咲いていました。
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春はまだ先ですが、この待つ間に少しずつ小さな春の始まりを発見することがまたひとつの楽しみでもあります。





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凍てつく朝 [小寒]

夜明け前の身に凍みる寒さは久々です。車のガラス、ボンネットそしてルーフまで真っ白になっています。
暖気しても霜はなかなか溶けず、漸く溶けても、夜明けのもっとも冷え込む時間に再び凍っています。


暫くぶりに流山の八木地区の里山に行ってみました。今回は山の縁を歩いてきました。
弱い冬の朝の日差しが雑木林の向こうに昇ってきました。
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用水路の水も凍り、そこに生えるクレソンにも霜が降りていました。
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ナズナのロゼット。太陽光を葉全体に浴びれるよう、凍てつく北風がもろに当たらぬよう、工夫した春を待つ冬の姿がこれです。
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季節外れの暖かさで早くも咲いていたホトケノザ。こちらも霜が降りています。まるで砂糖を振り掛けたみたいです。
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ガマ穂に朝日が射し込み、それはまるでゴールデンレトリバーの毛のよう。
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氷点下の朝の風景でした。




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毎年変わらぬ風景 [小寒]

正月が過ぎ、またいつもの生活が戻ってきました。
熊野神社のある森もまた同じく静寂に包まれています。
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年明けらしい晴れた空。神殿の上にぽっかりと空いた空間。回りを樹木が覆います。
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ヤツデの果実
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アオキの蕾
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近くの民家のロウバイは満開になりました。
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隣の森の中地区。森の縁に生えるハンノキ。
半湿地に生えており、昔は田んぼの畦道に植えて稲を干すための竿を掛ける樹木とされました。
根に根粒菌を持ち、土地を肥沃に変える、肥料木として役立っています。

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去年実った果実

棒状の雄花序
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雌花序は枝の先端についた雄花序の下について、短い柄の先に上に突き出すように咲きます。
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雄花序、雌花序共に芽鱗に包まれることがなく、裸のままで寒さに耐えます。これから気温が少しでも上がればすぐそのまま、雄花序からは花粉がすぐに飛散出来るよう裸のままなのです。

毎年変わらぬ風景が今年も里山に。


少し離れた森の縁に日溜まりの径があります。昨年末に始まった伐採で見事なアオギリやシラカシ、コナラが消失しました。
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林床にはユキノシタの群生地でもあり、毎年可憐な花を咲かせていました。
今年はもう観ることができなくなります。
年末、数株掘り起こして自宅に植え替えました。無事育ってくれるといいのですが。

それにしても流山は本当に開発が好きのようです。一体どれだけ森や田畑を無くせば気が済むのでしょうか?そのうち何もなくなってしまいそうです。

毎年変わらぬ風景が無くなる日も近いかも知れません。






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