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花ながしの雨 [清明]

発達した低気圧で朝から強い雨が降り続きました。
仕事で筑波に行くことになり、午後はそのままオフに。とは言ってもこの雨では山に登ることも出来ず、仕方なく諦めて麓の散策を少しだけして切り上げてきました。

僅かに望めた筑波山、このあとすぐに雲で覆われ見えなくなりました。手前は麦畑です。
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霞む萌木色の山肌と桜色
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麓に咲く桜もこの雨で花弁が散り始めています。
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イロハモミジの芽吹き 花と葉
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ミミガタテンナンショウの花
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先日お邪魔した来楽庵さんに今日も顔を出してきました。
庭のカタクリやショウジョウバカマの花は終わりを告げ、代わりにイカリソウが咲いていました。
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そしてこちらも春を代表するヒトリシズカ(一人静)が、言葉とは裏腹に、皆で賑やかに咲いていました。
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一雨一雨ごとに森全体が満ちていきます。少し前までは雨も冷たく感じましたが、それもなくなり、フィールドに出るのが益々楽しくなる季節となりました。明日は雨も上がり暖かくなるそうです。
外遊びの虫が動き出します。






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清浄明潔 [清明]

此のところ桜満開になってから天気が愚図ついてスッキリと晴れの日がありません。
昨日は二十四節気の”清明”、字のごとく清々しく明るく美しい季節なのですが、雨が多い時季で、暖かくなった後に小雨が降り続いて寒くなったりもします。
明日は久々に晴れて気温が上がるそうです。桜の花見もいよいよ潮時です。


今、流山の中地区の森の縁ではコブシが花を咲かせています。濃い緑の森を背景に咲く白い花が映えます。
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ハンノキの葉が出てきました。
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ワスレナグサの小型版のようなキュウリグサ。葉を揉むとキュウリの香りがします。
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ツボスミレ
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ムラサキハナナと森
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そのまま熊野神社の裏の森へ。まだヒサカキの花は咲いていてあの匂いが漂っています。
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クサイチゴの花
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ゴンズイはどうなったでしょう。
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恐ろしい姿になっていました。

ウラシマソウも出ていました。
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熊野神社
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ジュウニヒトエ [清明]

荒天になる前に先週目星をつけておいた流山の"市野谷の森"のジュウニヒトエを観に行って来ました。

最近この森に入る時、西側から入って南側に抜けるルートを使っていました。久々に東側から行ってみると、畑だったところはフェンスが張られ囲われていました。どうやらこの森の脇に14階建ての共同住宅が出来るようです。朝から気持ちが萎えてしまいました。
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もしこの森にオオタカが住んでいなかったら、きっとここは回りと同じように開発されていたことでしょう。でも森の回りに次々と学校やらマンションやらが今後も立ち並んでいったら、オオタカはもう違う場所へと移ってしまうはずです。


東側から森深く入っていきます。ウグイスやシジュウカラ、コジュケイの鳴き声が聞こえます。
下草が刈られたクヌギの雑木林の広場には予想通りにジュウニヒトエの花が開花していました。
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シソ科の多年草です。花が重なって咲く様子を古代の女性の十二単に見立てたのが和名の由来です。
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白地に淡い青紫の条、ふさふさした柔らかい毛が特徴です。
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見飽きること無い、常に何か発見できる楽しい季節になってきました。




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雨の筑波を歩いて その3 [清明]

筑波のキャンプ場の回りにはカタクリニリンソウに混じって多くのスプリングエフェメラルが生えています。

日本には60種以上のスミレがあり、判別が難しいのでも有名。
先日出会ったスミレたち。

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数あるスミレの中で比較的覚えやすいエイザンスミレ
花は2cm程で大きい部類に入るだけでなく、もっとも特徴あるのが深く切れ込んでギザギザに見える葉です。


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名前のとおり10cm程の披針形をした長い葉を持つナガバノスミレサイシン。こちらも2cm程の花の大きさで青紫か白色をしています。

その他ハート型の葉を持つタチツボスミレや白花のフモトスミレが咲いていました。


水辺の近くではカンスゲが花を咲かせています。
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斜面にはフキノトウが顔を覗かせています。
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場所を移動していつも行く真壁のお蕎麦屋さんの庭園ではイカリソウが咲いていました。
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当日はこちらのお蕎麦屋さんを中心に観察会を1泊2日で行います。
この庭園だけでも十分な観察会が出来るほど緑豊かな森です。

当日晴れることを願って、また自然観察会の報告をしたいと思います。


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雨の筑波を歩いて その2 [清明]

雨の中、レインウエアと帽子そしてカメラの出で立ちで、人の気配すらない筑波の山道を歩いていました。

低く垂れ込めた雲で辺りは幻想的な林間でしたが、少し不気味さも増して長居はしたくない気分でもあり、突然現れたミミガタテンナンショウで、ヘビ嫌いな小生、更に帰りたい気分となったのです。
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林道を跨ぐ沢の周辺には色々な植物の花が咲いています。でもどれも1cm程しかない花ばかり。歩いているスピードでも目を凝らしていないと通り過ぎてしまうほどです。

1mも離れていないところから白い花の群落を観て、さらに接近して観察。でもよく観察すると、1m四方の中に白い花をつけた群落は3つの異なる種であることに気がつきます。

最初目についたのがユリワサビ。ワサビは水に浸かっている所に生えますが、本種は湿り気のあるところです。ワサビの小型版で繊細です。
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こちらは同じ白花ですが趣が違います。ハルトラノオといって、虎の尾っぽに似た花序、春に咲くことからそう名がついています。
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そして今回の観察した植物の中で一番のお気に入り、ヒナワチガイソウです。
なんと清楚な姿をしているのでしょうか?ワチガイソウの変種で分布も限られているようですが、この筑波では見かけることが多いようです。
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沢から少し離れた杉林の林床にミヤマシキミの花が咲いていました。1cmにも満たない花を円錐花序に沢山つけます。秋には真っ赤な果実が生ります。全草で猛毒です。
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拓けた明るい斜面ではヒトリシズカが花を咲かせようとしています。
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ミミガタテンナンショウのようにあまり気持ちの良い姿はしていません。

違う場所では咲いていました。見た目はやはりこちら!
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雨の筑波を歩いて [清明]

来週行われる"自然観察会"の下見に筑波山に行ってきました。天気は相変わらずの春の長雨、菜種梅雨で強弱を繰り返しながら、止むこと無く降り続いてました。

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麓の麦畑も緑濃くなってきました。

今回真壁側からキャンプ場までの林道周辺を散策します。登って間もなく出迎えてくれたのが、沢山のキブシの花序です。
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高さ3~4mほどの落葉低木で、この時期に葉の出る前に1cmにも満たない黄色い花が3~10cmほどの総状花序が垂れ下がります。



そしてキブシ同様林道を彩るのは冬芽が愛くるしいクロモジの花序です。
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こちらは樹高が2~5mの落葉低木。黄緑色した小さな花が枝先に固まって咲きます。和菓子に使う爪楊枝に香りの良いこの樹木が使われます。樹皮の模様を文字に見立てて黒文字となりました。


標高をあげていくと林道沿いから斜面にかけて、白い花が完全に開いていない状態で沢山出ています。
キンポウゲ科の多年草、ニリンソウです。
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白い花弁のように見えるのは実は蕚片。花はニリンソウと言っても、一輪であったり三輪であったりもします。若葉は山菜として食用できます。ただトリカブトの葉と似ていて、それが原因で死亡する事故も起きています。

同じキンポウゲ科でのキクザキイチゲはどちらかというとひっそり咲いているような気がします。
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そしてスプリングエフェメラルの代表、カタクリ。キャンプ場に近づくに連れて北側のこの当たりの斜面いっぱいに青紫色したカタクリの花が咲いています。キャンプ場周辺は保護地区になっていました。
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雨が降り頻る中、辺りはガスっており幻想的なカタクリ畑になっていました。晩秋はこのキャンプ場周辺はサラシナショウマが見頃になります。

雨のお陰で花たちは全開で開くこと無く下を向いているものが多かったのは残念でたまりません。
来週晴れを期待したいところです。


見通しの悪い曲がった道を上っていくと突然膝丈ほどもある、直立したマムシグサがありました。(後、調べ直したらどうやらミミガタテンナンショウのようでした)
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突然の出来事でかなり驚いたのは言うまでもなく後退りしたほど。ヘビ模様した仏炎苞が威嚇したヘビに見えます。なにもこんなところに出なくてもよいのになぁ~

明日に続く。



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キイチゴ三種 [清明]

流山の里山で出会ったキイチゴの花。5月終わり頃からの収穫が楽しみです。

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モミジイチゴ 葉がモミジのように掌状で5つに切れ込んでいるところから名がついています。花は下向きにつきます。6月にはオレンジ色した果実が生ります。酸味があるイチゴです。


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ニガイチゴ こちらの葉は卵形で、たまに大きく3つに分かれることもあります。
枝先に1個か2個の花を上向きにつけます。果実は甘いですが、小核に苦味があることから"苦苺"と呼ばれることになりました。


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クサイチゴ キイチゴの仲間なのに、一見すると草のように見えることから"草苺"となりました。果実は3つの中では一番甘いです。


流山の里山で観ることの出来るキイチゴの仲間たち。あと2ヶ月もしないうちに果実が生って戴くことができます。昔、子供の頃、野山を駆け巡りながら、おやつ代わりによく戴いたものでした。今の子供たちには分からないであろう、勿体ない自然の恵みです。

果実が実ったらまた報告しましょう。


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市野谷の森の妖精 2 [清明]

昨日、選挙立候補者が演説をしていました。
市野谷の森を約60億円もの巨額な税金を使って県立公園化するプロジェクトがあるそうです。
そしてその脇を巨大道路を造り、江戸川に架かる橋を造る計画も進行していて今年度中にも用地買収が終わる見込みだそうです。
積極的に流山の発展を強調して、より良き環境作りを推進して参りたいと言っておりました。
演説中、原発事故で起きた流山の出来事など一言もありませんでした。
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公園化して本当に"オオタカ"にとって住み良い森となるのでしょうか?
人の利便性ばかり追求するあまり犠牲になるものは多くあるはずです。
現に小中一貫校建設のため、貴重な多くの森の木々や生物が犠牲になり、昨年の春聴こえていたオオタカの鳴き声もなく、伐採した木々のあとに新たなこの土地に不釣り合いな樹木を植樹して、どこがより良き環境なのか、全く本末転倒な気がしてならないのです。


タイトルからかなりかけ離れた話題になってしまいましたが、引き続きこの流山の開発については述べていきたいと思います。


昨日の続きに参ります。
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イヌシデの花序が地面に落ちて、それに代わって新しい葉が出揃ってきました。


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ヤブニンジン


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ウグイスカグラの花


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ニワトコの花序


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シロダモの新しい葉はウサギの耳を触っているような柔らかさです。


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サンショの花序



これから次々の色々な森の妖精たちが現れてきます。花が増えれば虫たちも現れ、それを捕食する鳥たちや小動物も増え、この森の頂点のオオタカがやって来るのです。

この環境を壊さずに森を維持することの重要性を改めて考えていかないといけない時期に差し掛かっているでしょう。




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市野谷の森の妖精 [清明]

天気が安定しない日が続きます。雨の止み間、仕事の合間と「間」だらけですが、そのタイミングを見計らって流山に残る大きな森、"市野谷の森"に行ってきました。
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 この森は流山の中心に近い所で、近くにはつくばエクスプレスの流山おおたかの森駅があります。駅周辺は急激に宅地化が進んでいて、この森も以前の半分の広さにまでなってしまっています。

この森は常緑樹のシラカシ、シロダモ、ヒサカキ、スギ、ヒノキ、そして落葉樹のクヌギ、コナラ、イヌシデ、エノキ、ムクノキ、コブシ、ホオノキ、アカメガシワなどで構成されている昔からの人工の雑木林です。
低木層にはアオキやアズマネザサ、ムラサキシキブ、サンショ、ウグイスカグラ等、草本層にはスミレやジュウニヒトエ、ランの仲間など多くの植物を見ることができます。

そして森にはタヌキをはじめ、ノウサギや地名にもなっているオオタカ、シジュウカラ、コゲラ、ウグイス、コジュケイ、カケス、アカゲラ、キジバトといった鳥獣類、昆虫類が生息しています。

先日、森の一部を切り開き、巨大な小中一貫校が完成しました。またその回りに多くの住宅が建ち並び始めています。たった5年で大きく周辺は変わってしまったのです。昔の面影はこのつくばエクスプレスの開通のお陰で見る影もありません。

この先、この森を公園化して保存しようという活動が行われていますが、今のところ不透明な様相です。

ウグイスの鳴き声で出迎えてくれた市野谷の森の入り口、今にも泣きそうな雲行きでしたが入っていきました。この森の脇に大きな学校が建ち、生徒たちが校庭で遊んでおり、大きな歓声をあげています。この事で今年はオオタカは営巣しないのではないでしょうか?

入って間もなくスプリングエフェメラル=森の妖精がいます。この時期に花を咲かせ、夏まで葉をつけると残りの時期は地下で過ごす植物たちのことです。
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ニオイタチツボスミレ
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タチツボスミレ
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マルバスミレ
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こちらの妖精はまだのようです。ジュウニヒトエの花序。もう1週間といったところでしょうか?咲いたらアップしたいと思います。
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最後は妖精と呼ぶには程遠い、オドロオドロしいウラシマソウです。
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花穂から伸びる付属体が浦島太郎が釣糸を垂れているような姿に見えることから名が付いたと言われています。植物には珍しい性転換する個体があります。サトイモ科の植物ですが食べることはできません。

*このウラシマソウはスプリングエフェメラルの定義には当てはまりません。なぜなら秋口、地上に真っ赤な赤い実をつけるからです。それを待たずに枯れてしまうものもありますが・・・

明日は森の妖精達ではありませんが、それに負けず劣らずの可憐な花をご紹介します。



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新緑の流山の森で [清明]

長続きしない春の晴れの日。久しぶりに流山の雑木林を歩いてみました。
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高木層の常緑のシラカシスギに混じって、落葉樹のコナライヌシデがこの森にあります。花も終わり、とって代わって小さな葉が出始めてきています。
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イヌシデの花序(花の集まり)


低木層にモミジイチゴの白い花があちこちで咲き乱れています。5月終わりには甘酸っぱいオレンジ色した果実が生ります。
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そして草本層には紫色したタチツボスミレがイヌシデの散った花序の合間を縫うように咲いていました。
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茶色が占めていたこの森にもようやく色鮮やかな季節が巡ってきます。近くでオオタカが鳴いていました。



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