So-net無料ブログ作成
検索選択

地蔵けやき [立夏]

仕事で久し振りに茨城の取手に行ってきました。
少し早めに現地入りしたので、打ち合わせ前に、小貝川の南側にある下高井の臨済宗普蔵山高源寺にお邪魔してきました。

山門手前にある両脇の桜は青々とした葉をつけて木陰をつくっています。その下に6体のお地蔵さんがお出迎え。
山門を潜ると左手に大きなケヤキが立っています。樹勢保護のため手を加えている様子から、かなりの古木であることが解ります。
resize13235.jpg


反対に回ると大きな空洞になっており、抜けるように円形の穴も空いているのが見て解ります。
resize13251.jpg
樹齢/伝承1600年
幹周り/10m
樹高/15m

昔、高源寺が火災にあった際にこのケヤキも類焼してできたといいます。
その後、この空洞に子育て地蔵が安置されるようになったそうです。
resize13242.jpg
resize13248.jpg

このケヤキの円形の穴を潜り、お地蔵さんに詣でれば、安産できるとする信仰があったといい、多くの方が遠方から来られたと云います。(現在は樹勢保護のため、潜ることはできません)
resize13236.jpg

保護のお陰でまだまだ元気な枝振りと葉のつき方です。いつまでも元気な姿でいてほしいものです。
resize13249.jpg

ここの高源寺には市町村が指定する樹木が沢山あり、ツバキやカヤを始め、幹周り5.5mの巨樹のスダジイもこの地蔵けやきに寄り添って生えています。
resize13250.jpg
ツバキ

resize13245.jpg
カヤ

resize13232.jpg
resize13233.jpg
resize13234.jpg
二本あるスダジイのうち1本は途中で伐採されてしまっています。理由は不詳。もう1本も支えがないと倒れてしまうほど斜めになっています。

このお寺の裏では開発が進み、工場、商業施設や新興の住宅が次々と出来て来ていました。
静かな小貝川沿いの高台に佇むお寺と共に生きてきたこの樹木たちには、時の流れと共に今の姿をどう写しているのでしょうか?
resize13247.jpg





コメント(0) 

森を彩る白い花 [立夏]

あまりの天気の良さに仕事の合間、流山の里山に出掛けてきました。
先日市野谷の森で咲き始めていたエゴノキの花を思い出して、八木地区の森の縁にあるエゴノキを訪ねました。
今年はとうとう花を見ず終いのウワミズザクラやミズキが生い茂る八木の森。森の縁には湧き水も出ており、水生植物や生物も観ることができます。

今年はじめてのシオカラトンボを観ました。
resize13229.jpg

久し振りに行くと予想通りエゴノキには沢山の白い花を咲かせていました。
resize13222.jpg
resize13228.jpg

青空に咲く白の花は目映いばかりです。
resize13220.jpg
resize13225.jpg

水に反射した陽の光が花を照らします。
resize13226.jpg

クマバチが世話しなくあちこちの花から吸蜜しています。
resize13227.jpg

五月晴れとエゴノキの花、この時期一番好きな光景です。



コメント(0) 

メイストームの前に [立夏]

此処のところ休みになると天気がスッキリしません。特にこの時期特有の嵐、メイストームに当たってしまいます。
この日も午前中はまだ日が射す良い天気でしたが、午後から急変、厚い雲に覆われ、怪しい黒い雲が西の方面に現れていました。

定例の市野谷の森へ雨降る前に入りました。
resize13191.jpg

resize13196.jpg
定点観測の西側の入り口のクヌギ

スイカズラの花が咲き始めています。ユリに似た甘い香りがします。
resize13195.jpg

モミジイチゴがオレンジの果実を枝にぶら下げています。地面ではヘビイチゴの果実。
セリバヒエンソウの紫、ヘビイチゴの赤そしてヤブタビラコの黄が緑に映えます。
resize13194.jpg
resize13193.jpg

一気に葉を展開し始めたムクノキ、空がほとんど見えなくなりました。
resize13183.jpg
この木の下に咲いていたタチツボスミレはまた来年まで休眠です。陽の光が差し込まなくなってきたこの場所には、とって変わってドクダミが生えてきました。

定点のイヌシデの林
resize13197.jpg

森中央のクヌギの定点観測
resize13198.jpg

先月末にあれほどあちこちに出ていたギンランは影を潜め、キンランも僅か。ジュウニヒトエは終わりを告げ、フタリシズカが花を咲かせていました。
resize13187.jpg
resize13186.jpg


こちらはコナラやイヌシデ、クヌギが混在する林
resize13199.jpg


東の入り口近くに生えるマユミは花を咲かせていました。
resize13200.jpg

シロダモの若葉
resize13185.jpg

エゴコキの花が咲いています。キスジホソマダラが吸蜜しています。
resize13184.jpg

地元の方がこの森のそばで、開発によって失われた土地に生えていた植物を、大切に育てている庭があります。たまに作業している所をお邪魔して立ち話をさせてもらっています。御歳81才、庭の手入れが唯一の楽しみだそうです。

マムシグサ
resize13189.jpg

シロバナタンポポ
resize13190.jpg

ホタルカズラ
resize13188.jpg

ハンショウヅル
resize13192.jpg

毎回この庭を観るのが楽しみで、市野谷の森に来るときは必ず寄らせて貰っています。

雨が降り始めました。もっと長居したかったのですが、今日はこの辺で帰路へ着くことにしました。







コメント(0) 

季節の移り変わり [立夏]

折角の午後からの休日、カメラ片手に出掛けようとしたら雨がポツリポツリ。
諦めて家に帰って引き籠ることに。

今年に入って新たな定点観測のクヌギの写真を整理していました。市野谷の森の西側の入り口にあるクヌギです。

1月上旬
resize13173.jpg

1月下旬
resize13174.jpg

2月上旬
resize13175.jpg

2月下旬
resize13176.jpg

3月上旬
resize13177.jpg

3月中旬
resize13178.jpg

3月下旬
resize13179.jpg

4月上旬
resize13180.jpg

4月中旬
resize13181.jpg

4月下旬
resize13182.jpg

春分辺りを境に一気に芽が吹き出して、新緑になっていく変遷が見てとれます。
引き続きこの場所で1年を通して観測していきます。




コメント(0) 

夏来る [立夏]

今日は二十四節気の”立夏”です。言葉通り夏が立つ頃を指します。
DSC_0039.JPG

日中は夏本番のような強い日射しで気温も高い日が多くなりますが、朝晩はグッと冷え込み寒暖の差が激しい時期でもあります。

田植えや種まきが本格的に訪れ、雉や蛙の鳴き声も聴こえてきます。

森の緑も濃くなる中、椎の木の淡いクリーム色の花が目立つようになってきました。





コメント(0) 

房総風土記の丘を歩いて その2 [立夏]

昨日の続きです。
成田に程近い房総風土記の丘、昔の里山の風景がそこに残されています。

旧院初等科正堂とサクランボ。一粒戴いたらもう甘くなっていました。
resize10020.jpg

里山の淵のエゴノキの花が散り始めています。坂田ヶ池の湿地にはキショウブが黄色い花を咲かせ、水際にはピンクと白の睡蓮が咲いています。
resize10017.jpg
resize10016.jpg


コウホネも観察できました。地下茎が動物の骨のように見えることから名がつきました。
resize10015.jpg

池の淵に垂れるようにウワミズザクラの木があり、果実ができ始めています。
resize10018.jpg


坂田ヶ池からまた丘を登る途中民家の軒先にヤマボウシの花が咲いていました。
resize10019.jpg

カキノキの花
resize10029.jpg


ユリノキの花と葉
チューリップに似た花が咲き、良い香りがします。元々北アメリカ原産で明治の頃日本に入ってきました。この花から"チューリップツリー"とも。
resize10021.jpg


葉は縁に大きな切れ込みがある独特な形をしており、着物の半纏に見えることから"ハンテンボク(半纏木)"とも。
resize10031.jpg


見頃を過ぎてしまったタツナミソウ。花冠が立ち上がって咲く咲く姿を波頭に見立ててこの名があります。時期が過ぎて'小波'ほどになってしまいました。今年もまたまともな姿を見ず終いでした。
resize10035.jpg


どこからか良い香りがするので、その出所を探し回っていると一本の大きな樹木からであることがわかりました。樹皮はトゲだらけのサイカチの木です。
IMG_20150520_153735.JPG

その花序から良い香りがしていたのでした。クマバチやミツバチ、ヒカゲチョウ等がその蜜を求めてやってきていました。
resize10034.jpg

久々に訪れた風土記の丘、子供の頃植物など興味のなく、虫ばかり追いかけていた自分の原点の場所だったのかもしれません。
改めて色々なものに興味をもって望むこの丘は、その里山の変わらぬ豊かさを見せてくれました。
歩きに来て昔を思い出しながら、新しきものを知る良い散歩となったことは間違いありません。
また身近なお気に入りの場所が増えました。
IMG_20150520_155557.JPG
センダンの木と蝸牛








nice!(0)  コメント(0) 

房総風土記の丘を歩いて [立夏]

千葉県印旛郡栄町にある"房総風土記の丘"を歩いて来ました。もうこの場所は小学生の頃、今は亡き父によく連れられて来たものでした。
resize10027.jpg
なぜか必ず春から初夏にかけてこの地を訪れています。記憶にあるのはタケノコや田植え、カエルの鳴き声とハルゼミの鳴き声。

あれから40年が経ち、里山の周りの風景は大分変わりました。風土記の丘自体も以前より公園化され、資料館や体験施設が建ち、里山の遊歩道も整備されました。それでも森の景観を極力壊さずに里山を大事に保存されて来ました。

朝のうち残っていた雨も上がったものの、曇天で梅雨の走りを思うような少し蒸し暑い午後、森の中を歩いてきました。
土の遊歩道沿いには今、紫の花をつけたノアザミが咲いています。
resize10024.jpg
resize10022.jpg

花の上にハナグモがいます。獲物を待っているのでしょうか?


ノアザミと咲き競っているのはブタナ。豚の餌になる植物なのでそういう名前がついてしまいました。
resize10036.jpg



モミジイチゴのオレンジ色した果実。一粒だけ戴きました。甘酸っぱく野性味溢れる味です。
resize10025.jpg


ナルコユリもあちこちで花を咲かせています。
resize10026.jpg


イボタノキの花
resize10023.jpg


マムシグサ
resize10032.jpg


コナラ、クヌギそしてシラカシを中心とした里山にホトトギスとウグイスの鳴き声が聴こえ、里山の向こうの水田ではカエルの合唱が風に乗って聴こえてきます。
resize10028.jpg


明日も引き続き風土記の丘です。




nice!(0)  コメント(0) 

スマートフォンで [立夏]

里山に行く予定はなかったのでカメラを持たずに出勤。急遽、仕事と仕事の合間ができてしまいました。
大人しく居るのもこの天気では里山に行きたくなってしまいます。
カメラを持ってこなかったことを悔やんでも仕方ないので、今日はスマートフォンで撮影。


IMG_20150518_140754.JPG
あちこちでドクダミの花が咲き始めています。
あの独特な匂いで嫌いな方も多いはず。しかし、色々な効能を持つ民間薬としても知られています。ドクダミの別名は"十薬"。十種類の効き目があることからその名がつきました。白いのは花弁ではなく総苞片。実際の花は棒状の黄色い部分。小花の集まりです。


ユリに似た香りが漂います。スイカズラが咲いていました。
IMG_20150518_140930.JPG
冬の寒さも耐え忍ぶことから"忍冬(ニンドウ)"とも。
IMG_20150518_140829.JPG
咲き始めは白色、徐々に黄色になっていくことから金銀花とも言われます。


IMG_20150518_140631.JPG
コウゾの果実が生っています。黒いのはちょうど食べ頃。甘くて美味しいのですが何せ小粒。沢山戴きたい気分です。
葉はクワの葉と似ていて、切れ込みの無いもの、2~5つに分裂するものなど様々です。
IMG_20150518_140523.JPG


どこからか良い香りがしてきます。周りを見回しても解らず、何度も何度も径を往復しているとその花は頭上にありました。しかも上向きに咲いているため葉が影になって気がつかなかったのです。
里山の淵にあるその木は枝が低く垂れ下がり背丈ほどまでになっています。
秋の紅葉時期に見事な姿を見せてくれる羽状複葉の持ち主であるヤマハゼの木でした。
前に回り花があることを確認。黄緑の小さな花が房になって咲いていました。
IMG_20150518_141307.JPG


スマートフォンもここまでが限界でしょうか?改めてカメラで撮り直しに挑戦したいと思います。
僅か小一時間でこれだけの発見ができたのは大収穫でした。


nice!(0)  コメント(0) 

里山の白い花三昧 [立夏]

今日は友人の命日。朝一番で墓参りに行ってきました。
もう亡くなって8年も経ちました。最初シラカシに囲まれただけの殺風景な新しい霊園でしたが、色々な植物が植えられて来て、今では四季折々の鮮やかな花が咲いています。


里山を歩いていて今ちょうど白い花が見頃なものというと・・・
アジサイ科のウツギがようやく開花しました。
resize10006.jpg
"ウノハナ"の名前でも親しまれています。枝の内側が空洞になっていることからウツギ、また卯月に咲く花からウツギと呼ばれています。卯月は4月なので若干違いますが・・・



ガマズミの花序もようやく満開です。
resize10012.jpg

夏から秋にかけて沢山の実がつき、赤く熟していきます。晩秋、白い粉が吹き出した頃、甘くなり美味しいです。自分はその前の酸味が結構好きで、言葉の由来ははっきりしませんがズミはこの酸味のある実=酸実から来ているのではないでしょうか。何はともあれ美味しい果実のひとつです。
resize10008.jpg



そして最近お気に入りの花、エゴノキです。先日の台風で大分花が落ちてしまいましたが、その影響もこの里山ではあまりなかったようです。
resize10011.jpg

ハチ達が蜜を求めてやってきています。
resize10010.jpg

沢山の花をつけたこの場所は里山の淵にあり水が滲み出る場所でもあります。コブシ、ミズキそしてエゴノキと順に白い花をつけて楽しませてくれます。
resize10009.jpg




nice!(0)  コメント(0) 

夜の散歩 [立夏]

ここに来て夏本番と変わらぬ気温が続き、先日のGWに行ったクヌギの森に再び出掛けました。
といっても仕事帰りですが・・・

クヌギとシラカシの境界木が並ぶ森の淵、森の奥からはフクロウの鳴き声がします。

午後8時、前回一本のクヌギからしか樹液は出ていませんでしたが、今回並んだ三本の木からも出ており、各々の木には昆虫がもうすでに集まっていました。
resize10014.jpg
コクワガタはもう当たり前のように数多く樹液のレストランに集まっており、赤と黒の模様のヨツボシケシキスイも現れていました。


写真には収められなかったキシタバやヤマトゴキブリ、キマワリも観れます。
これから夏に向けて暫く夜の散歩が楽しい時期になります。
resize10013.jpg

nice!(0)  コメント(0)