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房総風土記の丘を歩いて その2 [立夏]

昨日の続きです。
成田に程近い房総風土記の丘、昔の里山の風景がそこに残されています。

旧院初等科正堂とサクランボ。一粒戴いたらもう甘くなっていました。
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里山の淵のエゴノキの花が散り始めています。坂田ヶ池の湿地にはキショウブが黄色い花を咲かせ、水際にはピンクと白の睡蓮が咲いています。
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コウホネも観察できました。地下茎が動物の骨のように見えることから名がつきました。
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池の淵に垂れるようにウワミズザクラの木があり、果実ができ始めています。
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坂田ヶ池からまた丘を登る途中民家の軒先にヤマボウシの花が咲いていました。
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カキノキの花
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ユリノキの花と葉
チューリップに似た花が咲き、良い香りがします。元々北アメリカ原産で明治の頃日本に入ってきました。この花から"チューリップツリー"とも。
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葉は縁に大きな切れ込みがある独特な形をしており、着物の半纏に見えることから"ハンテンボク(半纏木)"とも。
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見頃を過ぎてしまったタツナミソウ。花冠が立ち上がって咲く咲く姿を波頭に見立ててこの名があります。時期が過ぎて'小波'ほどになってしまいました。今年もまたまともな姿を見ず終いでした。
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どこからか良い香りがするので、その出所を探し回っていると一本の大きな樹木からであることがわかりました。樹皮はトゲだらけのサイカチの木です。
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その花序から良い香りがしていたのでした。クマバチやミツバチ、ヒカゲチョウ等がその蜜を求めてやってきていました。
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久々に訪れた風土記の丘、子供の頃植物など興味のなく、虫ばかり追いかけていた自分の原点の場所だったのかもしれません。
改めて色々なものに興味をもって望むこの丘は、その里山の変わらぬ豊かさを見せてくれました。
歩きに来て昔を思い出しながら、新しきものを知る良い散歩となったことは間違いありません。
また身近なお気に入りの場所が増えました。
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センダンの木と蝸牛








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房総風土記の丘を歩いて [立夏]

千葉県印旛郡栄町にある"房総風土記の丘"を歩いて来ました。もうこの場所は小学生の頃、今は亡き父によく連れられて来たものでした。
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なぜか必ず春から初夏にかけてこの地を訪れています。記憶にあるのはタケノコや田植え、カエルの鳴き声とハルゼミの鳴き声。

あれから40年が経ち、里山の周りの風景は大分変わりました。風土記の丘自体も以前より公園化され、資料館や体験施設が建ち、里山の遊歩道も整備されました。それでも森の景観を極力壊さずに里山を大事に保存されて来ました。

朝のうち残っていた雨も上がったものの、曇天で梅雨の走りを思うような少し蒸し暑い午後、森の中を歩いてきました。
土の遊歩道沿いには今、紫の花をつけたノアザミが咲いています。
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花の上にハナグモがいます。獲物を待っているのでしょうか?


ノアザミと咲き競っているのはブタナ。豚の餌になる植物なのでそういう名前がついてしまいました。
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モミジイチゴオレンジ色した果実。一粒だけ戴きました。甘酸っぱく野性味溢れる味です。
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ナルコユリもあちこちで花を咲かせています。
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イボタノキの花
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マムシグサ
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コナラ、クヌギそしてシラカシを中心とした里山にホトトギスとウグイスの鳴き声が聴こえ、里山の向こうの水田ではカエルの合唱が風に乗って聴こえてきます。
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明日も引き続き風土記の丘です。




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スマートフォンで [立夏]

里山に行く予定はなかったのでカメラを持たずに出勤。急遽、仕事と仕事の合間ができてしまいました。
大人しく居るのもこの天気では里山に行きたくなってしまいます。
カメラを持ってこなかったことを悔やんでも仕方ないので、今日はスマートフォンで撮影


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あちこちでドクダミの花が咲き始めています。
あの独特な匂いで嫌いな方も多いはず。しかし、色々な効能を持つ民間薬としても知られています。ドクダミの別名は"十薬"。十種類の効き目があることからその名がつきました。白いのは花弁ではなく総苞片。実際の花は棒状の黄色い部分。小花の集まりです。


ユリに似た香りが漂います。スイカズラが咲いていました。
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冬の寒さも耐え忍ぶことから"忍冬(ニンドウ)"とも。
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咲き始めは白色、徐々に黄色になっていくことから金銀花とも言われます。


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コウゾの果実が生っています。黒いのはちょうど食べ頃。甘くて美味しいのですが何せ小粒。沢山戴きたい気分です。
葉はクワの葉と似ていて、切れ込みの無いもの、2~5つに分裂するものなど様々です。
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どこからか良い香りがしてきます。周りを見回しても解らず、何度も何度も径を往復しているとその花は頭上にありました。しかも上向きに咲いているため葉が影になって気がつかなかったのです。
里山の淵にあるその木は枝が低く垂れ下がり背丈ほどまでになっています。
秋の紅葉時期に見事な姿を見せてくれる羽状複葉の持ち主であるヤマハゼの木でした。
前に回り花があることを確認。黄緑の小さな花が房になって咲いていました。
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スマートフォンもここまでが限界でしょうか?改めてカメラで撮り直しに挑戦したいと思います。
僅か小一時間でこれだけの発見ができたのは大収穫でした。


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里山の白い花三昧 [立夏]

今日は友人の命日。朝一番で墓参りに行ってきました。
もう亡くなって8年も経ちました。最初シラカシに囲まれただけの殺風景な新しい霊園でしたが、色々な植物が植えられて来て、今では四季折々の鮮やかな花が咲いています。


里山を歩いていて今ちょうど白い花が見頃なものというと・・・
アジサイ科のウツギがようやく開花しました。
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"ウノハナ"の名前でも親しまれています。枝の内側が空洞になっていることからウツギ、また卯月に咲く花からウツギと呼ばれています。卯月は4月なので若干違いますが・・・



ガマズミの花序もようやく満開です。
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夏から秋にかけて沢山の実がつき、赤く熟していきます。晩秋、白い粉が吹き出した頃、甘くなり美味しいです。自分はその前の酸味が結構好きで、言葉の由来ははっきりしませんがズミはこの酸味のある実=酸実から来ているのではないでしょうか。何はともあれ美味しい果実のひとつです。
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そして最近お気に入りの花、エゴノキです。先日の台風で大分花が落ちてしまいましたが、その影響もこの里山ではあまりなかったようです。
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ハチ達が蜜を求めてやってきています。
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沢山の花をつけたこの場所は里山の淵にあり水が滲み出る場所でもあります。コブシ、ミズキそしてエゴノキと順に白い花をつけて楽しませてくれます。
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夜の散歩 [立夏]

ここに来て夏本番と変わらぬ気温が続き、先日のGWに行ったクヌギの森に再び出掛けました。
といっても仕事帰りですが・・・

クヌギとシラカシの境界木が並ぶ森の淵、森の奥からはフクロウの鳴き声がします。

午後8時、前回一本のクヌギからしか樹液は出ていませんでしたが、今回並んだ三本の木からも出ており、各々の木には昆虫がもうすでに集まっていました。
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コクワガタはもう当たり前のように数多く樹液のレストランに集まっており、赤と黒の模様のヨツボシケシキスイも現れていました。


写真には収められなかったキシタバやヤマトゴキブリ、キマワリも観れます。
これから夏に向けて暫く夜の散歩が楽しい時期になります。
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大輪の白花 [立夏]

麗澤の森は今、モクレン科の大輪の花達が咲き競っています。

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ウケザキオオヤマレンゲです。オオヤマレンゲとホオノキの雑種ですが気品があります。上向きに咲きます。


こちらはさらに大きい花を持つホオノキ
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共に甘く強い香りが辺りに立ち込めます。

このふたつの花に遅れてこれから咲き始めるのはタイサンボク
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ここ数日でやはり同じような大輪の花を咲かせることでしょう。


このキャンパスには珍しい斑入りのケヤキがあります。葉の周りが白色になっています。
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そしてお約束の羽状複葉の樹木もこのキャンパスにあります。
カイノキ、別名孔子木。
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直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っていることから、楷書にちなんで名が付いたとされます。また中国の孔子のお墓に植えられた樹木で、その孔林で採られた種子から日本に持ち込まれてきたことで"孔子木"とも言われます。中国の受験合格の樹木として"学問の木"とも。


およそ300種にも及ぶ麗澤の森の樹木のうち、60種を記載したゾーニングマップが作られており、どこに何が植わっているのか一目瞭然です。
次回は秋の紅葉を楽しんでみたい、そんな身近な森でした。



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麗澤キャンパスにて [立夏]

台風が過ぎて真夏を思わせる日差しが降り注ぎ、気温も真夏日一歩手前まで登りつめた暑い一日でした。

何度かお邪魔している麗澤大学キャンパスに行ってきました。
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マンリョウ
葉の下に咲く花や実のように慎ましく、謙虚になって欲しいとの願いを込めて創立者が植えられたもので、大学・高校・中学の校章にも使われているそうです。

このキャンパスには普通に公園や雑木林で見かける樹木だけでなく、普段あまり見かけることの無い珍しい樹木も多く植えられています。
例えば、ちょうどこの時期に花の見頃を迎えるナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)ユリノキハクウンボクそしてハンカチツリー等々。草本層でもエビネやタツナミソウが観れる緑豊かな森になっています。

今年は例年よりこれらの植物の開花時期が早く、観ようと足を運んだのですが、全くもって時すでに遅し、どれひとつ咲き終わっていました。


それでも目を楽しませてくれるキャンパス、先日紹介したベニバナトチノキのそばに同じトチノキの仲間、セイヨウトチノキ(マロニエ)が咲いていました。
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マメガキの花。
秋には100円硬貨程の小さな実をつけます。一部では食用になりますが、主に柿渋の採取に用いられるそうです。
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ヤマボウシの花。
本当の花は中心の緑色した部分。白いのは総苞片になります。中心には20~30個の花が集まって構成されています。良く似たハナミズキとは総苞片の形が違うことです。ハナミズキは先が窪み、ヤマボウシは先が尖ります。
秋にはジェリー状の甘い果肉の赤い実がなります。
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エゴノキの巨樹
まるで垂れ桜のように白い花を沢山つけていました。
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アカボシゴマダラの春型、羽化したばかりのようです。
春に羽化したものは赤い斑が消失して白化します。
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シランは日本原産のランの仲間。
紫蘭=シランです。どこにでもこの時期見かける花ですが、野生のものは準絶滅品種になっており、園芸品種が大半を占めています。
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明日は良い香りのする大きな花を紹介します。


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強風吹き荒れる中 [立夏]

台風が近づき、朝から雨が降ったり晴れ間が覗いたりと、終日目まぐるしく天気が変わりました。

強風が吹き荒れる中、仕事の合間、そして雨の止んでいる間に自宅の裏山を散策。

風で枝が揺れて思うように植物の写真が収められないであろうことを覚悟して山に入ります。

案の定ガマズミの花序の写真はピンぼけ。次回再チャレンジします。
秋には赤い実が沢山生って、甘酸っぱく美味しくいただけます。
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ウラジロの群生。正月に縁起物として使われるシダ植物です。
新しい葉が約120度の角度で2つに分かれます。一斉にYの字が並びます。
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Yの字に見えるも近付くと小葉の集まりです。二回羽状複葉からなっています。
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秋に ピンク色の実をぶら下げて4つに割れるニシキギ科のマユミです。弓を作るのに使われたことから"真弓"となりました。
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1cmにも満たない花はあまり目立たず、どちらかというと秋の果実がなる頃が有名かもしれません。
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今年伸びた枝先に1~6個の下向きに花を咲かせるエゴノキです。
生った果実を食べるとえぐいことから名が付いたとされます。
果皮にはエゴサポニンを含んでおりそれをすりつぶして洗剤として利用されていました。
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再び雨が落ちてきました。今日はこの辺で退散することにしました。


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二つのトチノキ [立夏]

今見頃を迎えている円錐形の房状の花をつけた二つの違うトチノキがあります。

共に公園や街路樹として身近に観ることができます。白色のはトチノキ
本来、山野でごく普通に自生している樹木です。その中では日本のもっとも大きい花のひとつです。
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花は円錐形で雄しべは花弁の外まで突き出ます。
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葉は手のひら形の複葉で、5~9枚の小葉からなっています。中央の小葉で長さは15~20cmです。
花にはハチやチョウ、ハナムグリなどの昆虫が沢山寄ってきます。トチノキの花の蜜で作った蜂蜜があるくらいですから不味い訳ありません。
勿論秋に実った果実、その固い殻に入った種子もすりつぶしてトチ餅を作ることもできます。その昔、飢饉の際の飢救作物として重宝されていました。
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そしてもうひとつ紅色をしたトチノキ、ベニバナトチノキです。
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北米南部原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)の交配したもの。同じように長さ15から25㎝の円錐形の花をつけます。
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街路樹として果実が生っているのは観たことがありませんが、全体に針状のものがついています。
また中の種子はヨーロッパでは家畜の飼料として使われます。


トチノキの下の芝生ではニワゼキショウが花を咲かせていました。
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新緑の熊野神社 [立夏]

すっかり色々な植物の葉が出揃い、瑞々しい鮮やかな緑色の中、流山の熊野神社に通じる小径をいつもよりゆっくりと歩きます。
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境内に植えられているホオノキの葉も大きさを増してきました。
厚みのあり堅くなるにはまだ暫く先です。今はまだ薄緑色した柔らかい葉が掌状に拡げています。
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ツリバナの花が見頃です。といってもあまり目立たない1cm弱の小さな花です。
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名前の由来は写真のとおり、垂れ下がった集散花序からきています。秋には鮮やかな朱色の仮種皮に包まれた種子が下垂する姿は花よりも美しく、むしろこれも花に見立てたのかもしれません。


境内の地面には沢山の幼虫?
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いえいえカヤの咲き終えた雄花です。カヤは昔その樹皮を燻して蚊やり(蚊取り)に使われたことからきています。雌雄異株で隣同士で植えられているこの境内では、秋になると果実が鈴なりになり、落ちた果実からはグレープフルーツに似た香りが辺りに立ち込めます。


熊野神社の坂を下りて半湿地の日当たりの良いところではムラサキサギゴケが咲いていました。
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こちらはキツネアザミ
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アザミに似ていますが刺はなく、アザミ属ではありません。キツネ=偽物からキツネアザミとなったようです。しかしいきなり茎をヒョロヒョロと伸ばして花を咲かせる姿が、キツネが化けているかのようにも見えなくもありません。
キク科の仲間ですから小さな花の集まりで構成されています。
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ミズキの葉にハナカミキリの仲間が止まっていました。
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いよいよ昆虫たちも動き出す時期がやって来ました。


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