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ノジトラノオ咲く [芒種]

あれから1週間、再び柏のこんぶくろ池を訪ねました。

観察路の入り口に一輪の露草の花がお出迎え。
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両脇に生えるコウゾ。先週はまだ緑色の果実がすっかりオレンジ色になって熟していました。
ここまで熟すと甘くて美味しいです。
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森に甘い清廉された香りがしてきます。あちこちにあるアカメガシワの花です。
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ナワシロイチゴ
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僅かの時間で多くの昆虫が見られました。
クヌギの幹にいたヨコヅナサシガメ
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ハシバミの葉でじっと構えるナナフシモドキ
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”鹿の子”のような模様をしているので名付けられたカノコガ
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オオカマキリの幼生でしょうか?
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桑の葉の裏で休んでいるホシシャク
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そして目的のノジトラノオ。ここではきちんと保護されております。
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流山の市野谷の森にあるのはひょっとするとオカトラノオではなく、ここと同じノジトラノオかもしれません。
葉の大きさや茎に生える毛がノジトラノオと同じように見えます。花穂の先端が曲がるか曲がらないかでの判断だけでは違いが曖昧のようです。

水のある弁天池やこんぶくろ池、そして木陰が真夏並みの日差しと暑さを和らげてくれます。
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6月上旬の市野谷の森 その2 [芒種]

市野谷の森の東側の入り口に出て縁を歩きます。
森の中では気がつかなかったのですが、予想通り風は強く、特に縁に建てている10階ほどのマンション近くでは風が非常に強い気がします。

縁のマユミは果実が実っています。
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ムラサキシキブは花真っ盛り。
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いつものように民家の庭を拝見。
ネムノキの鮮やかな花が咲いています。
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ヒメジョンとアカスジカメムシ
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オカトラノオの花序も増えてきました。
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甘い香りがする方向を見るとアカメガシワが沢山咲いています。
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クズの葉にいたホシハラビロヘリカメムシ
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全身毛に覆われたチャイロオオイシアブ
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緑が濃くなり、ますます日陰が恋しくなる良い晴天に恵まれた市野谷の森。昆虫を見かける数も増えて観察しがいのある2時間でした。

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6月上旬の市野谷の森 [芒種]

先週末、定例となった市野谷の森を訪ねてきました。
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この時期らしくなく湿度の低い良い天気です。午後を中心に風が吹くのがここ最近続きます。草木が揺れて写真撮影には難儀します。

いつも通り西側の入り口から入っていきます。定点のクヌギから。
緑も濃くなり歩く道には陽が差し込まなくなっています。
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林床では今ドクダミが見頃を迎えています。ジャノメチョウと。
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こちらはタケカレハの幼虫。寄生虫がついています。
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定点のムクノキ
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森の奥へと入っていきます。イヌシデの林の定点は草本層が生長して鬱蒼としています。
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森の中のクヌギの定点観測。ここも林床には陽が差し込まなくなって薄暗く感じます。
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春先、緑色した沈丁花に似た花をつけたオニシバリに果実ができていました。
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クヌギに絡まるツタの蔓の裏側にクロナガキマワリがいます。
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ハエドクソウが咲き始めました。
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クヌギ、コナラとイヌシデの混在する林の定点
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林床に生えるホウチャクソウの葉をかじるヒゲナガクロハバチの幼虫。
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前日に降った雨で白いキノコがあちこち顔を出していました。
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キノコの下で動く生き物が。色鮮やかなセンチコガネでした。
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両脇背丈ほど延びた生い茂る道を歩いていきます。なにげに目を止めるとそこには枝と見間違えるほどの昆虫がいます。ナナフシモドキです。写真中央にいます。
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続きはまた明日にしたいと思います。







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救われたオカトラノオ [芒種]

以前はこの市野谷の森の日当たりの良い草地に生えていたのでしょうか?

今では開発で絶滅寸前を地元の方が救って、この森に隣接する庭に植えて育てています。

今年も沢山芽生え、今花の穂が白く垂れ下がり始めました。
先月末お邪魔した時は蕾でしたが、ようやく根元の方から先端に向かって咲き始めてきました。
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”虎の尾”にこの花穂が似ていることから名付けられましたが、英語では”gooseneck”(ガチョウの首)と呼ばれているそうです。
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よく観ると一つ一つの花の集合体で、単体で観るとサクラソウにもリョウブにも見えます。学名はLysimachia clethroides。
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元々オカトラノオはサクラソウ科、clethroidesはリョウブ属に似たという意味があるので、納得できます。

まだ咲き始めですが、もう暫くすると、一面緑の絨毯に雪が積もったような光景を観ることができるでしょう。楽しみです。
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柏の葉のこんぶくろ池近くに咲くのは同じ仲間のノジトラノオ。
先日観てきましたが、まだ花どころか蕾も出ていませんでした。もう少し先になります。
咲いたらブログアップしたいと思います。

新しい植物が植えられていました。
オオヒエンソウでしょうか?
セリバヒエンソウより大きくした花を持ちます。
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近くでアカメガシワの花が咲き始めていました。
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蒸し暑い季節へ [芒種]

いよいよ九州南部から東海地方までが梅雨入りしたようです。

今日は二十四節気の”芒種”。
流山の市野谷の森ではオカトラノオが咲き始めました。
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芒を持ったイネ科の植物の種を撒く頃を指しますが、イネの種まきはもっと早い時期。地方にもよりますが、むしろ田植えの時期なので、恐らくイネではなく、アワやヒエ等の穀物の種ではないでしょうか?

此処のところ湿度の低いカラッとした晴れの天気が続いていましたが、今朝は雨が降っていて、関東地方もいよいよ梅雨入りでしょうか?

8時過ぎ雨は上がって陽が射してきました。

季節は蒸し暑い6月へと変わろうとしています。



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半夏生と半化粧 [芒種]

タイトルからして何を言っているのか?まだ夏至も来ていないのに!と解せない方も多いはず。

朝から梅雨を忘れさせるほどの日が強く照りつける夏空が展開されています。
仕事行く前にプチ散歩。今日はエゴノキの果実を観に行こうと思っていたので、流山の里山の縁を歩いてみました。

雨上がりで水溜まりもあちこちにできています。
ウワミズザクラの果実が色づき始めています。
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そして目的のエゴノキの果実。
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今年はこの果実を使った石鹸に挑戦してみます。
まだ若い果実なのではっきりした模様ができていません。
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枝先に熊の手のようなものができています。
エゴノネコアシというムシコブです。
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エゴノネコアシアブラムシによって作られたムシコブで、ネコの足に似ていることから名がつきました。最初閉じていますが、虫が出てくる頃、先端が裂けて開きます。


ヤブガラシの葉で休んでいたのはカノコガのメス。羽の模様が鹿の子(カノコ)に似ていることから名がついたのです。昼行性で吸蜜します。
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シラカシの葉に止まっているクサカゲロウ
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森の縁を離れて田んぼの畔を歩いていると輪生状に赤紫色の花をつけたイヌゴマに出会いました。
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モンシロチョウが吸蜜しています。
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果実の形はゴマに似ているのですが役に立たないので"イヌ"ゴマだそうです。1.5cm程の唇形花です。
人間界にとっては役立たずでも、昆虫には大事な栄養源です。
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クリの果実が育っています。まるでウニのよう。
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再び森の縁を歩いていると、流山で初お目見えの植物です。ここの里山にこんなに多く群生していることをはじめて知りました。ドクダミの仲間であるハンゲショウです。
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この時期逃したらただ通りすぎていたかもしれません。
花が咲き始め、昆虫により多く受粉してもらおうと葉を緑色から白色に変えて誘う植物、ちょうど半夏生の頃見頃を迎えてます。花期が終わると葉は元の緑色に戻ります。

まだ花序は垂れていますが、その後立ち始めていきます。葉の裏は緑であることから"半化粧"とも"片白草"とも言われます。半夏生と半化粧をかけた先人に拍手!
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花序のアップ。小さな花の集まりであることがわかります。
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元々自生していたものか、それとも植えられたものが繁殖したのか差だかではありませんが、開発の進む流山ではいつまでも残っていてほしい場所のひとつです。
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梅雨時期のプチ散歩 [芒種]

降ったり止んだりを繰り返すこの時期、雨の止み間がチャンスとカメラ片手にプチ散歩をします。
流山の熊野神社の回りでは花も終わり確実に果実ができはじめています。
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境内に植えられているガマズミ
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シロダモの果実。来年春には赤い実となります。
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スダジイの幹にキマワリがいました。朽ち木を食べる甲虫で、木の回りを早足で歩くのでその名がつきました。
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ミズキの果実。
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オレンジ色の果実が沢山生っています。ビワかと思って近づくとロウバイの果実でした。残念ながらウメの実とは違い食べられません。種子は有毒です。
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イロハモミジの翼果。左右に一つずつ種子が入っています。
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キアゲハが花の蜜を求めてきていました。アゲハチョウに比べて世話しなく開けた草地を飛び回るこのチョウ、久々にカメラに納めることができました。
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僅か30分でしたが再び雨が振りだしてきてこの散歩もおしまいです。それでも森にいけば必ず何か発見できる楽しい一時です。





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突然の豪雨 [芒種]

朝から降ったり止んだりの空模様。
しかも局地的のようで、仕事場付近は冠水するほどの短時間大雨、家の回りはパラパラ程度の雨と、僅か10km程の距離差でこんなにも違うのかと思うほどの天気でした。


今週は仕事三昧でバタバタしており、なかなか里山に出掛けることもできず欲求が溜まる一方です。
来週は月末の自然観察会の下見に筑波に行くのでそれまでの辛抱です。
まぁ、帰ってきたら帰ってきたで当日配布するパンフレット作りに大忙しになるのですが・・・


今日は仕事の合間に撮ったものを紹介。

昔はよくあちこちの家に庭園樹として植えてあったと思うのですが、最近見かけなくなったナツメ(棗)です。夏に若い芽が出るので"夏芽"とも。
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オリーブのような果実がなり食べることができます。生で食べるとリンゴやナシに似た食感があり、ほんのりした甘みと酸味があります。乾燥させて菓子の材料にしたり、生薬にもなります。

今、花が見頃を迎えています。緑のは若い果実です。
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「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされているナンテン(南天)、こちらも南天のど飴で有名な生薬になる樹木です。
葉が生薬になりせきどめ、解熱、健胃等の作用があります。
こちらも花が見頃です。
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突然の豪雨、車の中で待機していると道端に優に体長20cmはあろうかウシガエルが現れた。
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雨に打たれるウシガエルは気持ち良さそうです。暫くしてまた草むらの中に入っていきました。
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粟野の森の昆虫 [芒種]

先月はじめてお邪魔した鎌ヶ谷の粟野の森、仕事の合間にまた訪ねてみました。

平日にも関わらず、地元の方がこの森でウォーキングを楽しまれていらっしゃるには正直驚きました。

今まで観てきた流山の市野谷の森などまずほとんど見かけません。やはり粟野の森は市民と行政が一体となって造り上げた森だけに、みんなから大切にされてきている気がします。
オオタカがいるというだけで知名度をあげようとして、その一方、森周辺の環境を都市開発に回している行政側に問題があるように思います。この森を公園化しようと計画はあるもののいっこうに進んでいません。進んでいるのは森を囲んだ宅地です。森に日が差し込まなくなるほどの高いマンションが近々完成します。
先日この市野谷の森で出会った方にお話を聞きました。"オオタカがいなければこの森は消えていた"と。
結局そのようなレベルなのです。


少し話題が逸れてしまったようです。
粟野の森で前回同様にオオタカがいることを鳴き声で確認できました。コゲラが木を叩く音も聴こえます。
アカメガシワにナナフシモドキがいました。
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コカブト。カブトムシの仲間ですが樹液に集まってくる本種のカブトムシと違って、他の昆虫の幼虫や死骸を食べる肉食のカブトムシです。
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こちらも同じ、森のお掃除屋さんのオオヒラタシデムシ
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柵にもナナフシモドキが!この暑さでやる気の無さそうなポーズです。
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カラタチバナが開花寸前でした。
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コブシの果実。ムシコブのように見えます。まさに握りコブシです。
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森の入り口のハンゲショウはまだ葉が色づきはじめていません。オオバノトンボソウもまだ時期尚早。半夏生の頃訪ねてみます。







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白虎の尾 [芒種]

昨日は結局良い被写体がなく諦め、改めて今朝探しに森に入りました。

湿度はあるものの森になかは心地好いほど涼しい。しかし、ものの5mも歩かないうちに蜘蛛の巣と露で散々な目に。

濡れたワークパンツは諦め、棒を振りながら蜘蛛の巣を払いぐいぐい進みます。
オニシバリの果実が赤く熟していました。
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カメラを構えて1分も経たないうちに蚊がやって来ます。行動は迅速にということで早くも切り上げ、陽の当たる森の縁を歩きます。
ナミアゲハがクズの葉で休んでいました。傷ひとつないまだ成虫に孵ったばかりの個体でしょうか?
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ニガイチゴの果実が生っています。ひとつ戴きました。ここのところコウゾやクサイチゴの甘味ばかりを戴いていたので、久々の酸味ある果実に出会いました。
苦いイチゴで'ニガイチゴ'と名がついていますが、それは感じることはありませんでした。
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森のなかでも感じていた良い香り、縁を歩いていると余計強くなってきました。
アカメガシワの花が満開です。虫たちが世話しなく花の回りを飛び回っています。
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ネムノキの花が咲いていました。夜になると小葉が閉じるので "眠る木"でネムノキになりました。花はその逆で昼前にはしぼんで夕方咲きます。10~20個の花の集合体です。これほど鮮やかな花は日本では数少ないでしょう。また筆先をひろげたような雄しべは独特です。
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クララというマメ科の植物。根があまりの苦さで目が眩むほどだそうで(先人は何でも口にしたのには驚きです)、"眩草"と書いてクララだそうです。
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クサノオウ。草の王様という何ともお偉い名前がついていますが、ケシ科でアルカロイド成分を持っており、毒性が強く、死に至ることも。
その一方、民間療法として、この草を薬として使ってきました。皮膚疾患や外傷の手当て、内蔵疾患の鎮痛剤に効果がある万能薬でもありました。ここから草の王様と名がついたのです。
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アジサイに集まるカミキリ、ヨツスジハナカミキリです。
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毎年この時期になると見頃を迎えるオカトラノオ
下の方から開花していき、先端が虎の尾のように垂れ下がります。サクラソウ科。地下茎を伸ばして増えます。
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お陰で今年はさらに多くの"白虎の尾"を眺めることができました。ブログトップはようやくこれに決定したのでした。

太った虎の尾。しかも短い!
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花をアップにして見ると、確かにサクラソウに似ています。
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やはり、姿が一番綺麗なのは尾が垂れているものです。
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