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房総の巨樹巡りその2 [小暑]

流石に長い距離の運転と巨樹散策はこの暑さと合間って堪えました。夏場は数少なく近場での巨樹巡りが良いようです。
勢いある枝葉の姿はこの時期ならではですが、暑さ対策だけでなく、少し茂みにも入るので、虫対策も必要になります。
昨日は遭遇しませんでしたが、スズメバチや房総に多いヒルなどにも気を付けておかないといけません。飲料はもちろん、この時期は虫除けや救急用具も携帯しています。

休題閑話


昨日の巨樹巡りの続きです。
鴨川の清澄寺をあとにして勝浦へ。今年はじめて海を見た気がします。天津小湊の磯で遊んでいる家族連れが目立ちました。いよいよ子供たちの夏休み突入です。

海を尻目に林道を山側を目指していきます。山間に広がる田園風景に癒されながら、脇道に逸れてさらに一本道を進むとその終わりに現れた風景に思わず声をあげてしまいました。
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勝浦市名木にある日蓮宗寂光寺のスダジイです。かなり手前に車を置いて樹厳を楽しみながら行こうとした瞬間、なにか動くものが!民家の軒先にあの今話題になっているキョンがいました。それほど警戒心はなく辺りを彷徨いています。
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ハルゼミの大合唱の中佇むこのスダジイは樹高24m、幹回りが8.9m。樹齢は300年以上になりますが、株立ちとは違って一本の主幹から扇形に広がる樹形は威風堂々としており、千葉県内でも1位2位を競うほど立派なものではないでしょうか?
去年霞ヶ浦を見渡す高台に立つ空禅寺のイタジイに匹敵する素晴らしいものです。
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ちょうどお昼ということもありせっかくなので勝浦担々麺でもと、いつも行くお店に行ったらもうすでに30人ぐらい待っていて、諦める以外無くそのまま次の場所へ。

大多喜町小田代にある日枝神社。人里から少し離れた高台にたつ神社。
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山門を潜ってすぐ脇に立つのが雄の龍と書いて"雄龍"のスダジイ。龍が昇天する姿に見えることから名付けられたとか。
樹高は16m、幹回り7.4m。樹齢は1000年とも言われていますが、実際には2、300年ではないでしょうか?
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雄があれば雌龍があっても不思議ありません。神社の奥の林の中にひっそりと立っています。
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どちらも主幹に空洞が出来ており、長い年月がたっているものと思われます。樹勢はあり元気ではありますが。樹高は10m、幹回りは7.3mで樹齢は1000年と表記されています。
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13時を過ぎて暑さのピークへ。いい加減に空腹なのと疲れが出てきて高滝にあるイチョウを最後に今回は終了と決めました。
市原市本郷にある三峰神社のイチョウ。高滝湖を望む台地にあるイチョウは樹高は23m、幹回りは10m。
樹齢は300年だそうです。
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台地に吹く風が心地好い。イチョウの木の下で休んでいると暑さも空腹もなにかも忘れられる時間ができました。青空と白い雲、そして緑のイチョウの葉。締めには素晴らしい巨樹巡りでした。
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房総の巨樹巡り [小暑]

久々の休日、いつも通り4時半に目覚め何気なく見たタブレットのニュース。
ロックバンドLinkin Parkのヴォーカルであるチェスター ベニントン氏が死去したと報じていた。
パワフルさと歌声の美しさに魅了させられ、ライブに出掛けたことも。今年の11月も来日予定で是非、今回も!と意気込んでいただけにショックは大きい。共通の知り合いにも久々会えると思っていたのだが残念である。とにかくご冥福を祈るばかりである。

ショック冷め止まぬ中、Linkin Parkの曲を聴きながら車を走らせた。


今回は南房総まで足を伸ばしていくつかの巨樹を観に行くことにしました。
以前も何度かお邪魔した清澄寺も改めて再訪することに。詳細は後日お話しするとして、今日はダイジェスト版。

まず最初に向かったのは君津市賀恵渕にあるスダジイです。
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新 日本名木百選にも選ばれました。
幹回りは8.9m、樹高は19mでその裏手にもここまでは大きくはないですが勢いのあるスダジイが育っています。
大きく広がった太い幹が自慢のこのスダジイですが、切り落としすぎではないでしょうか?そして上方は衰え始めています。
遠くからでも樹冠を望むことができます。
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鴨川市清澄の日蓮宗大本山千光山清澄寺に場所を移動して。国の天然記念物と指定された樹高47m、幹回りは15.1mのスギです。
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樹齢1000年と言われていますが実際は400年位でしょう。

この他に樹高15m、幹回り8.1mのクスノキもあります。
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ヤマユリがここでは今見頃。
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ショウジョウトンボ
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モリアオガエル
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睡蓮
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広大な敷地に色々な樹木を観て感じてきました。
このあと勝浦から市原へと向かいます。
続く。




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盛夏の鎌ヶ谷粟野の森 [小暑]

午後から天気が急変すると天気予報で告げています。当初市原から勝浦に抜けて巨樹巡りを行う予定でしたが、取り止めて久し振り家でのんびり過ごすことにしました。

でもやはり落ち着かない!雨降る前に里山でも行こうと決め込んで、久々に鎌ヶ谷の粟野の森にお邪魔することにしました。
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自宅から車で20分足らずで到着。まだ上空は白い雲は多いものの青空が覗かせています。
気温は真夏日を通り越しています。それでも森に隣接する公民館のグラウンドではご年配の方々がゲートボールを楽しんでおりました。

グラウンド脇にはヨウシュヤマゴボウの果実ができています。
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その隣にはハンゲショウ。まだ見頃を迎えています。
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エゴノキの果実
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森へと向かう径は日向と比べグッと気温が下がり、心地好く歩いていけます。
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そして森に入っていきます。と同時に雷鳴が響き渡り始めました。

まず最初に出迎えてくれたのがマンリョウの花でした。沼南の森に程近いこの場所も同じように観られます。
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ミズヒキの花
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オオヒラタシデムシの幼生と成虫
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ハナイカダに果実が生っていました。
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急に辺りが暗くなり始めました。雷雲が近づいています。少し足早に観て回ることに。


房総のむらでも見かけたオオバノトンボソウ
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キンミズヒキも咲き始めています。
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タマムシを発見。この光沢のある色彩にはただ観入ってしまうだけです。
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一気に回ってきてしまいました。もういつ降りだしてもおかしくない雲。駐車場に戻ろうとすると、ゲートボールを楽しむ方々はコブシの木の下で休憩していました。
見上げると果実が今年も付けていました。
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結局雨は降らずに通り過ぎていきました。いよいよ梅雨明けも間近になります。




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沼南の森にもヤマユリ咲く [小暑]

今年は例年無く早くにセミが鳴き始めました。
今一番多いのがニイニイゼミ。今日初鳴きのアブラゼミ、ヒグラシそしてミンミンゼミです。
40年ほど前、夏休みのこの時期、漸くニイニイゼミとヒグラシが鳴き始めていた記憶があります。年々早まる傾向なのは温暖化によるものなのでしょうか?


そのアブラゼミの初鳴きを観測したのが柏沼南の森。イチヤクソウ以来の訪問です。
先日紹介した房総のむらのヤマユリの開花でこちらも気にはしていたのですが、時間がとれて漸く観に行くことができました。

柏塚崎にある神明社が佇む沼南の森。森に入る前に一礼。本殿手前に置かれた鉢に睡蓮が一輪咲いていました。
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いつ何時観ても凛々しい社を囲む御神木のスダジイと周りの木々。
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御神木に負けないくらいの古木のシラカシ。
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想像していた通り森からユリの香りが風に乗ってしてきます。焦る気持ちを押さえて森へと入っていきます。
最初に現れたヤマユリは二本。その内一本はもう花期は終わりに近づいていました。
まだ咲き始めて間もない方を選ばせていただきました。
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ヒヨドリバナが咲いています。房総のむらより少し早く開花しています。
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こちらも房総のむらでも見かけたリュウノヒゲ
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ハグロトンボのオス
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マンリョウが開花しました。
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ナツアカネとミノムシ
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東屋の屋根裏を覗いたら10cm強の体長を持つシモフリスズメがいました。
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ヤマユリの開花はこの森では少し早くに咲き始めたようです。もう終わりの時期にかかっていました。森のあちこちで終わった花を多く見かけます。

それでもまだ森からは強い甘い香りがしてきます。その香りのもとを辿って行くと・・・
なんとそこには一本に5つ、さらにその奥にも7つも花を咲かせているではないですか!
小躍りしてしまいました。
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西に傾き始めた太陽がうっそうと生い茂る沼南の森に射し込んできます。
林床を優雅にワラワラとハグロトンボが泳いでいます。お気に入りのヤマユリに今日も出会えて森に感謝を陳べて帰ることにしました。
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房総のむらにヤマユリ咲く その2 [小暑]

丘陵の房総のむらから印旛沼を望むと風が吹いてきました。夏の日差しで湿度も高めですが、森の中はグッと涼しく、汗も引いていきます。
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ヒサカキの木のトンネルを抜けて坂田池へ降りていく途中の薄暗い林にオオバノトンボソウが花を咲かせていました。
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トンボが飛んでいる姿に似ていることから命名されたのですが、どちらかと言うとクリオネが串刺しになっているような・・・失礼。
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こちらは違う個体
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晩夏に咲くヒヨドリバナも咲き始めています。
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カシワバハグマはまだ蕾です。
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池の縁ではシオカラトンボ、ムギワラトンボ、コシアキトンボ、オオシオカラトンボ、ウチワヤンマが観られます。
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コウホネの鮮やかな黄色の花
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ヤマハギが咲き始めています。
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ヒメヤブラン
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センダンの木の下で。自分の名前に似た別名があることを知ってから、妙に親近感を覚えてしまったこの頃です。
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ホタルブクロ
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旧学習院初等科正堂から広場を望む。まさしく夏!
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ヤブカンゾウの橙色が濃い緑の林床に色を添えています。
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マムシグサ
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ミツバ?
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ハリギリ
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風土記の丘資料館で水分補給してリスタート。
アマカツ林の林床でもヤマユリはあちこちで咲いてました。
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シオヤアブのシルエットにいつもどこか惚れてしまいます。筋肉隆々のような逆三角形の体格が良いのかもしれません。如何にも"オス!"という感じです。
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沼地にハンゲショウが咲いていました。
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イヌザクラの果実が鈴なりです。
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房総のむらを歩いてふと昔を思い出しました。まだ学生の頃夏休み伊豆大島で住み込みのアルバイトをやっていた時、朝4時から外回りで軽トラックの助手席に乗っていました。まだエアコンなんかついていない時代。窓全開で走っていました。
そのとき漂ってきたのがユリの香りでした。島のあちこちを走っていても常にユリの香り。あの時の香りがこの房総のむらを歩いて漸くあの頃のあの香りであったことが解りました。
それがヤマユリかどうかはわかりませんが、恐らくそうだったと思います。
そんな思い出を感じながら残りの道を楽しみました。
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ヤマユリの咲く丘で
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房総のむらにヤマユリ咲く [小暑]

連日、最高気温が30℃を越えいい加減少しは涼しくならないものでしょうか?これからが夏本番を迎えるというのに、先が思いやられます。

午後一番暑い時間に久し振り印旛郡の房総のむらにお邪魔してきました。
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森はニイニイゼミがあちらこちらから聴こえ、夏の訪れを告げていました。
ウグイスやコジュケイの春の告げる鳥に混じって夏の鳥ホトトギスも鳴いています。森はこの暑さに関係なく非常に賑やかです。
流石に施設は月曜日が休館日であるため人は疎らも、この暑中、意外にも散歩する人とすれ違いました。(斯く言う自分もそうであるが)

古墳の回りを遊歩道が整備されています。前回来た時には林床の下草を刈った後で、ほとんど観察することはできませんでしたが、今回は巻頭の写真のように大分生い茂り沢山の動植物を観ることができました。
花の時期はそろそろ終わりを告げているウツボグサ
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同じく終わりに近いオカトラノオ
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ハエドクソウ
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この名前がこの時期に現れると哀愁を感じてしまうのは自分だけでしょうか?
アキノタムラソウ
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ジャノヒゲ
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カナブン
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ノシメトンボ
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ジャノメチョウ
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葉が生い茂り薄暗くなった森に、印旛沼からの風が吹いた時あの甘く強い上品な香りが流れてきます。
ヤマユリが見頃を迎えようとしています。色々な場所で色々な顔を見せてくれるヤマユリ。
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風が吹くと雄しべが振り子のように一斉に左右に動き出す姿はまるでからくり時計を連想してしまうほど、精巧且つ繊細で、自然界の驚異としか言い様の無いほどでした。

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ヤマユリに魅せられてしまいました。まだ蕾も多くここ一週間で見頃でしょう!
このヤマユリの写真は前半戦。後半は再び林床の花や樹木、そしてヤマユリと紹介して参ります。




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ハルゼミの鳴く筑波へ その2 [小暑]

御幸ヶ原に着くと青空が拡がっており、大気も澄んで緑がより鮮やかに感じられます。
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平日にも関わらず、登山客が多いことに驚きです。一休みして男体山山頂を目指します。

シモツケ
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山頂付近に一斉に咲くホシザキユキノシタ。
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筑波山固有の種でつくば市の天然記念物でもあります。
ユキノシタをさらに小さくした感じで、下の二枚の花弁が大きく垂れ下がるのが特徴のユキノシタに比べ、このホシザキユキノシタはそれが退化しています。
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今回このホシザキユキノシタを観ることが一番の目的でもあったので、発見した時は思わず声を出してしまいました。そうしたら同じ場所に佐倉から来られた女性の方も同じだったようで、嬉しさのあまり暫く花談義をしてしまい足を止めさせてしまいました。
それでも山頂付近の岩場に咲くこの可憐な花を立ち止まって観ることもなく、登山客はただ通り過ぎていきます。

その方と別れ、自然研究路を歩くことに。
それほど高くない雲と宝筺山を望む
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模様のきれいなビロードハマキ
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毎回決まって撮るブナの木
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コアジサイが咲いています。
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そして女体山に回り、キャンプ場へと下りていきました。
雨の後だけにぬかるみがあり、いつもより慎重に下ります。キャンプ場ではトリアシショウマやオカトラノオに混じって、紫色ののウツボグサが目立ちます。
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15時をまわり今回の筑波は終了しました。次回はお盆明けにでもまた来たいと思います。
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梅雨明け待つ [小暑]

今日は二十四節気の"小暑"です。

九州と中国地方では大雨による甚大な被害が出ています。お見舞い申し上げます。
早く雨が上がることを願うばかりです。

この時期レインウエアを着てフィールドに出掛けようものなら、雨より汗で身体が湿ってしまい不快に感じてしまいます。
その一方で梅雨の晴れ間に当たると、もうそれは真夏の光景です。
森の中は生い茂る葉のお陰で陽の光はほとんど射し込まず、清涼を求めるには絶好と言えます。
今年も夏の木「榎」の巨樹を求めて、木の下で涼んでみようかと思っています。

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夏の木 [小暑]

関東の梅雨明けはまだですが、30度越えの真夏日になった一昨日は茹だるような暑さでした。
こんな日にフィールドに出掛けると、風の通りのある大きな樹の下で涼を求めて一服します。

江戸時代、街道沿いの一里塚の目印としてエノキを多く植えたそうです。
そのエノキが作る木陰が夏の陽射しを遮ってくれて、休憩する者に大変好まれたことから、「夏」の「木」から「榎」という漢字が宛がわれたそうです。


つくばの麓を流れる小貝川沿いに金村別雷神社(かなむらわけいかずちじんじゃ)があります。
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(福雷橋から金村別雷神社を望む)

つくば市上郷にあるこの金村別雷神社は、931年創建。「雷」の付く神社が茨城県内に26社あるうち、この神社だけ唯一の郷社で、関東の雷電信仰のうち雷電神社に次ぐ規模を誇っているそうです。
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「雷」がつく神社は当然落雷が多いからそう名がつくので、地形的にも河川や湖沼近くにあるそうです。
この神社然り、小貝川から数m程しか離れておらず、自然堤防の上に建っています。
小貝川と言えば氾濫する川で有名ですが、境内が冠水することは一度も起きていないとのことです。
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神社のことはこの辺で。


福雷橋から金村別雷神社の参道を歩いていきます。
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鳥居を潜り、すぐに二本の巨樹がお出迎えしてくれます。
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遠目で見るその二本の巨樹はまるで容姿がそっくりな双子のよう。主幹の傾き加減までも同じ。近くに行くまでてっきり同じ種の樹木だと勘違いしていました。
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参道入り口側(写真右)に立つのがケヤキ、そして神社側(写真左)の方がエノキです。


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このエノキは樹高23m、幹周りは5.6mあります。主幹は大分損傷がひどくなっていますが枝葉の勢いは元気そのものです。

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もうひとつのケヤキ、樹高は目測で20m弱、幹周りは4.5m。こちらも主幹に空洞ができています。

それでもこの二本の違う種の樹木はまるで兄弟のように仲良く、しかも競うように枝葉を広げて伸びています。

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エノキの根元でハグロトンボが羽を休ませていました。
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この二本の樹が造り出す木陰で時を忘れて暫く涼ませていただきました。小貝川から吹く風がこの樹の下を通り過ぎ、さらに心地いい。
昼寝がしたくなる気分でベンチに横たわり、上を見上げるとエノキの回りを、太陽の光で輝く沢山のタマムシが飛んでいました。


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どうやら本日は雷様のお出は無さそうです。











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神崎古原八幡の巨樹たち [小暑]

利根川沿いの神崎の”道の駅”から車で15分ほど行った、畑の広がる高台の古原地区に八幡神社があります。
この八幡神社は神崎町から”古原八幡神社巨樹群”という指定の天然記念物が与えられています。
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鳥居の手前にまずはムクノキが鎮座しています。
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樹高は20m程、幹周りは5.4mの立派な巨樹です。根元には小さな祠があります。

その奥に同じ背丈ほど延びたカヤがあります。
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右がムクノキ、左がカヤ

鳥居を潜るとカヤのあの独特な香り、グレープフルーツのような清涼な香りがしてきます。
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こちらのカヤは幹回りが4mほど。ムクノキ、カヤ共々元気に育っています。

そして奥へと進んで、二つ目の赤い鳥居を潜ります。。右手にこの神社のなかでも最も大きい樹木が現れます。
樹高25m、幹回り6.1m、樹齢は2~300年のスギです。
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古木でありながらも枝葉の付きはよい状態です。
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この八幡神社の狛犬は精悍な姿をしています。
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鬱蒼と生い茂る巨樹に囲まれた、誰も来ない静かな社に夏の到来を知らせるニイニイゼミの鳴き声だけが響いていました。
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