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12月上旬の市野谷の森 [大雪]

11月並みの気温で過ごし易かった今日、久し振りに仕事が早く終わり、フィールドにでも出掛けようと考えていたのですが、時すでに遅し。
16時を回り始め、日没が迫っていたので諦めて、自宅で写真の整理をしていました。


今日は今月頭に行ってきた流山の市野谷の森の様子をアップします。
北風が吹く14時を少し回った時刻に森へと入りました。空は快晴、弱い陽射しが西から差し込み始めています。
その陽の射す西側の入り口からこの日も入って行きます。先月末、黄葉の見頃を迎えたこの入り口もすっかり葉を落として、青空が枝の隙間から顔を覗かせています。いやむしろ、青空に枝という"線"を無数に描いているようです。

定点のクヌギはまだ少しだけ落葉していない葉が僅かに残っています。風が吹く度に枝から剥がれた葉が舞っています。
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同じく定点のムクノキ。
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ヤブコウジの赤い果実に夕陽が差し込み、暗い森に一際目立って輝いていました。
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池は水が張っていました。スギの枯れた立ち木と冬の弱い陽射しが寒さを助長させます。
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定点のイヌシデの林
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森の中心に位置するクヌギの定点観測
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落ち葉の絨毯
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その林床にこの時期にしては珍しく青々とした葉があります。ジンチョウゲの仲間のオニシバリです。
夏は葉がなくなり、別名ナツボウズです。
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コナラ、イヌシデそしてクヌギの混在する林
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イヌシデの果苞
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森を抜けて縁沿いに歩いて

コナラのひこばえの紅葉
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ヒサカキは枝にびっしりと蕾が付いています。春あの独特な香りが漂うまでもうしばらくのお預けです。
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前回黄葉が素晴らしかったムクロジはもうすっかり葉を落としていました。
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学校前のイヌシデ
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そしてシンボルのシラカシ
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あと10日ほどで今年も終わりを迎えます。今年も市野谷の森の様子をお届けすることができました。定点での写真は次回下旬の様子をお伝えしたあと、連続でお見せしたいと思います。



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つくばみらい市北山道祖神のケヤキ [大雪]

連日居座る冬将軍、朝晩の冷え込みが身に凍みます。今月も半月を過ぎたにも関わらず休みもなく、毎日仕事との格闘です。

前回に続き巨樹巡りのレポートです。

坂東市の逆井にあるクワノハエノキを観て、小貝川沿いを下って行く途中に福岡堰があり、その南に走る県道脇に一本の大きなケヤキが立っています。
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高台に立つ大ケヤキはここ北山集落のはずれにあり、道祖神が置かれていて、馬頭観音、二十三夜塔も並びます。
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樹高は15m、幹周りは6m、樹齢は500年とも云われています。
回りが高い建造物や樹木もない畑の中にあるので遠くからでも目立つ存在です。なにも遮るものがないお陰で樹冠はこんもりと丸い形をしていて美しい。
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樹の勢いも良さそうです。先月に行ったので今はもうすっかり葉を落としていることでしょう。
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根元は空洞ができており、以前そこにはクロマツが生えていたそうで、それはケヤキがクロマツを抱き抱えるような姿であったとか。
その連れ合いも30年ほど前に枯死したそうで、今ではぽっかりと空洞ができてしまっているのだそうです。
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相棒を亡くして独り立ちしたケヤキは今も元気に集落のシンボルとして生長しています。
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坂東市逆井のクワノハエノキ [大雪]

坂東市に"逆井(さかさい)"という地名があります。少し時間が経ってしまいましたが、先月初め茨城県坂東市の巨樹巡りではじめて知りました。

自身が住む柏ではこの"逆井"はごく普通の地名で特に珍しいものでもなく、周りの方からは珍しいと言われますが、子供の頃から慣れ親しんだ地名なので何も感じてはいませんでした。

今回巨樹巡りで同じ逆井と名乗る地名が調べてみると意外にも数少なく、柏の逆井とこの坂東市、そして埼玉県南埼玉郡宮代町にしかないようです。

柏の逆井はこの辺りの湧き水がまるで逆さにしたように見えるほど勢い良く出ていると、先の将軍吉宗が言ったことでそう名がついたと言われたり、江戸時代利根川が氾濫してこの辺りまで水が逆流したことから名がついたとも云われています。

今回茨城の逆井はもとは人の名前で、逆井常繁という方が400年ほど前の戦国時代にこの地に逆井城を築き治めていました。


坂東市は古くは"坂東太郎"の異名を持つ平将門、そして逆井常繁の逆井城と歴史ある街であることがわかります。そんな坂東市逆井にある香取神社に巨樹を観に行ってきました。
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ここにはケヤキとイチョウ、そしてこの関東では非常に珍しいクワノハエノキがあります。いや現実はクワノハエノキを除いてあったと言い換えます。
ケヤキは枯死してしまい、イチョウは近年伐採されてしまいました。

イチョウの樹高は25mにもおよび、幹周りは9m、樹齢は300年とも言われていました。今では残念ながら伐採された根元の姿しか観ることが出来ません。
一体この木に何があったというのでしょう。それでもひこばえが伸び始めています。
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このイチョウに向かって4体の青面金剛像が建っています。
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この金剛像の奥向こうに立つ木が今回目当てのクワノハエノキです。
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樹齢は200年程。幹周りは5.3m、樹高は17mになります。
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本来このクワノハエノキは本州は山口県、九州は西部海岸、そして沖縄や小笠原といった主に海岸近くの林内、石灰岩地域に生育する高さ8~15mの落葉の高木なのです。
葉がクワの葉に似たところからそう名がつけられました。

今では香取神社脇がスポーツ広場になっており、このクワノハエノキの拡げた枝葉の下にベンチが設置されています。夏の照りつける暑い日差しと木陰、そして涼んでいる人の姿が目に浮かんできます。
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一体なぜこの地にあるのでしょうか?誰がいつこの木を植えたのか、いくら文献を探しても見当たりません。今回は地名に始まり、伐採してしまったイチョウといい、どうも色々とミステリアスな事柄の多い巨樹巡りでした。
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今年最後のつくば自然観察会 その1 [大雪]

昨日筑波山の麓、椎尾山にて今年最後の自然観察会を行ってきました。この寒さに負けない"風の子たち"9名が集まりました。

先月の下見の時はあの24日の積雪に見舞われた次の日。椎尾山で約7cmの雪が積もり、しかも雪解けも始まって大変な思いで山道を歩きました。
一昨日までの暖かな陽気は過ぎ、昨日の朝は冷たい空気に包まれ冬の様相を呈して、ようやく本来の気候に戻った感じです。しっかり暖房をかけて乗ってきた車から降りると、キーンと全身に突き刺さる冷気が寝不足の身体を起こしてくれます。

いつもの場所で
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その東側に位置する宝筐山の麓には霞がかかっています。
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つくし湖と筑波山。太陽はまだ山向こう。
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そして陽が上り、日陰のつくし湖に日が差し込みはじめました。
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"風の子たち"が来るまでに2時間ほどあるので一足先に椎尾山の薬王院に行ってみます。
先月の下見ではまだ一部紅葉していなかったイロハモミジはどうなったかとても気になります。

まず裏手にある三重塔から。周りのスダジイに朝日が差し込んで葉の裏が輝いています。
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この一帯のスダジイの中でもっとも古い木。雪はもうどこにもありません。
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本堂前の銀杏の黄葉はそろそろ終わりで落葉が始まっています。
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銀杏の落葉に紛れてこちらも黄葉です。サンショウの葉
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山門に通じる脇道のイロハモミジは黄葉しています。
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そして山門前は言葉では言い尽くせないほどの世界が広がっていました。モミジに射し込む朝日が作り出す光景に暫し見とれてしまいました。この時間にしか観ることの出来ない風景です。
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そして時間が迫り、風の子たちを迎えに再びつくし湖へとむかいました。
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落葉の知らせ [大雪]

今日は二十四節気の"大雪(たいせつ)"です。
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北国の山間部の雪も平野まで下りてきて、辺りが白銀の世界になる、そんな時節を指しています。

今年は先月末に関東でも季節外れの降雪どころか積雪まで観測してしまい、一気に晩秋を越えて冬が来てしまいました。

しかしその後20度近くまで気温が上がる暖かな日もあったりと、秋冬が行ったり来たりしています。

昨日の午前中は正に小春日和の気候でしたが、午後に入り北風が強く一気に真冬の寒さとなりました。
カエデの落葉の知らせが関東の熊谷や宇都宮から届いています。
熊本では初霜、新潟では初雪だそうで、いよいよ各地冬一色になります。

師走で毎日忙しくフィールドにはなかなか行けませんが、合間に近所のイロハモミジの落葉でも見に行こうと思います。





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空虚 [大雪]

あまり眠れぬまま朝が来てしまいました。少し遅めの日曜出勤で寝坊もできたのですが、久しぶり流山の熊野神社の森に出掛けてみたくなり、軽く朝食を済ませて家を出ました。

昨日の晩はかなりの冷え込みで今朝はきっと初氷であろうと思っていました。
水溜まりには今年初お目見えの氷が張っていました。
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畑では霜柱。共に今年初めて見ます。
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寝不足でぼおっとした頭にはこの冬の冷気が目覚めさせてくれます。
熊野神社の回りの木々。前回来たのが6日。まだケヤキの葉は黄葉がきれいでした。今ではもうすっかり落ちています。
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裏手に回ってミヤコザサのところへ。葉は白く隈取りしていました。
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朝日が森に差し込みます。
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6日のコナラの木の下から観た様子はこうでした。
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今朝。
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木の下から観たコナラはすっかり葉が落ちて、何かぽっかりと抜けてしまったような姿でした。目映い冬寒の空が胸を締め付けます。
ぽっかり抜け落ちて見えるのは結局は自分の視点からで、コナラ自体はそんなことはないのです。
春が訪れ芽吹いて、花が咲き、夏の日差しの中、葉が生い茂り、秋に子孫を残して行くのです。そして冬葉を落としてその次の春に向けて準備していきます。
自分の想像しているより木は大きくたくましい。自分なんかちっぽけな生き物でしかないでしょう。

年明けしか観たことのないロウバイが開花していました。これも暖冬のせいでしょう。
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ヤブツバキも例年になく早い満開です。
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青空のもとアカメガシワの愛嬌ある冬芽を観て、少し和まされて仕事に向かいました。
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小夏日和 [大雪]

今日は久々のオフ。といっても溜まった本業の仕事を朝から二つ片付けています。
つい癖で起きてしまう夜明け前、今朝は雨が降っていました。時間を追うごと本降りの雨。
朝食を摂って早速本業の仕事に掛かることに。車で取手へと向かいます。

日曜日に行われる"自転車で行く自然観察会"の打ち合わせと自転車整備に取手の「小貝川生き生きクラブ」にお邪魔しました。
今回10名の参加者の自転車を整備し、当日の詳細な打ち合わせを行ってきました。その間雨は本降り、おまけに風も強く吹き出し、取手は嵐そのものでした。室内で作業をしていたので表に出てみると何と空気が生温い!とても12月とは思えない気温です。
"小春日和"ならぬ"小夏日和" です。
どうみても9月並の気温です。

2時間ほどかけて整備と打ち合わせを終わらせ自宅にとんぼ返り。
雨は上がり陽が射してきました。道路には沢山の落ち葉。

昼食は適当に済ませて、パソコンとにらめっこ。
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第二の仕事は来春から始まる"流山の自然観察会"の資料整理。過去5年分のデータから写真をピックアップしてマップ作り。一通り終えて車で打ち合わせに。西陽が強く、おまけに風も強くなってきました。

2時間ほどの打ち合わせも終わり、本日はこれで終了です。風向きが南から東寄りに代わってきて気温が下がってきました。

明日はまた早朝から仕事です。
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有終の美 [大雪]

今日は二十四節気の"大雪"です。山だけでなく平地でも雪が降る頃になります。ただ今年はどうも暦通りにはいかなさそうです。年内地元に雪は降るのでしょうか?

小春日和の暖かな日が続いています。木々の紅葉も終わりに近づき、ナンテンの果実が赤く色付き、ミヤコザサの葉の縁が白く隈取られてきました。

流山の熊野神社近くの民家の庭のイロハモミジが紅葉を迎えました。
ウグイスが鳴く春の新緑も美しいですが、秋はこの一年の集大成。枝葉を伸ばし、花を咲かせ、子孫を残し有終の美を葉一枚一枚に注いでお披露目してくれています。

陽の光との共演が織り成す多彩な葉の色。
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庭の半分近くをこのイロハモミジで占めるこのお宅はこの時期、真っ赤に燃えているように見えるほどすばらしい眺めです。


いつもの熊野神社を訪れます。境内に植えられた樹木のうち、ケヤキだけが葉を色づかせています。
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神社の裏手にある森では常緑のシラカシに囲まれて落葉樹ののコナラが最後の艶姿を見せていました。
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