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款冬華 [大寒]

昨日お昼頃から暖かな南からの強い風が吹き、ここ数日の寒さが一気に和らぎました。

自宅近くの斜面に行ってみるとフキが地面から顔を出し始めていました。
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二十四節気の大寒、七十二候の"款冬華"(ふきのはなさく)。

まだフキの花までは咲いていませんでしたが、蕾が膨らみ始めています。ここ数日で辺りは一気に芽を出すことでしょう。
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2017年1月上旬の市野谷の森 [大寒]

冬将軍も今日はひと休み。暖かな一日になるそうです。

市野谷の森の定点観測を始めて3年が過ぎます。
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その間辺りの環境は激変して住宅や学校が建ち、今も続いています。森の奥自体には大きな変化は見えなくても、そこに住む生物には少なからず変化は見えてきています。
あれだけ騒がれていたオオタカもここのところ姿や鳴き声は観測されずにいます。この森の頂点に立つオオタカがいなくなるとどうなるか?生態系に影響が出るのも必至です。


今月上旬の市野谷の森の様子です。
西の入り口に立つクヌギの定点観測
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ニワトコの蕾が早くも開き始めました。
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ムクノキの定点観測
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イヌシデの林
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森の中央に位置する広場のクヌギの定点観測
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その林床のコウヤボウキ
毛に覆われた冬芽が出ています。これで寒さから守っています。
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この時期青々したオニシバリの葉、よく観ると蕾が出始めています。
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イヌシデ、コナラそしてクヌギの混在する林は林床の草も枯れて森の奥まで観ることができます。その先にはおおたかの森駅。建設中の建物のブルーシートが見えます。
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森を出て縁を歩くとニワトコのいつものかわいい葉痕が観られました。
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鳥類ではヒヨドリとシジュウカラが観測されましたが、久し振りカラスに追われるオオタカを目撃することができました。
学校は放課後になり生徒が校庭の内外で部活を始めています。夕方の喧騒が森に響き渡ります。
森を歩くことを諦めて帰路につきました。
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暦通りの寒い一日 [大寒]

9時過ぎに降り出した雪。一旦止んだ雪も正午にまた降り出しました。

一年でこの時期が一番寒い節気、"大寒(だいかん)"を迎えました。
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この時期よく聞く言葉に"寒仕込み"があります。
寒の内に汲んだ水は雑菌が少ないことから身体に良いとされてきました。また長期保存にも向いていることから、この水で造られたお酒や醤油、味噌は腐らず、良質のものが出来ると云われています。

大寒は二十四節気最後の節、次は立春です。
実際は寒さはこれからが本番ですが、"春"という言葉が身に凍みる寒さを一時暖かくさせてくれます。

こんな寒い日を過ごすと春がただただ待ち遠しいものです。
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谷津田で出会った冬芽たち [大寒]

今日は節分。節分と言っても年に4回ある内の、明日の立春の前日の本日がそのひとつ。謂わば年の変わりの大晦日に当たります。

”大寒”も今日がピーク。とは言え寒さはまだまだ彼岸まで続きます。

冬に咲く花は少なく、フィールドに出てもそれこそ見応えのある光景は観ることはできません。でも視点を変えてみると以外と興味深いものが発見できます。
この寒さの中耐え忍びながら春の芽吹きを待つ植物の姿がユニークであり、心に惹かれる”力”を持っています。

それは冬芽であったり葉痕であったりします。昨日も市川の長田谷津で多くの植物の冬の姿を観ることができました。
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半湿地に生えるハンノキの雄花と雌花。下向きにソーセージ状になっているのが雄花、マッチの先のような形をして上向きなのが雌花です。
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シロダモの冬芽。まるで鎧のようです。
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コブシの花芽。沢山の毛に覆われた帽子のよう。まさしく防寒対策抜かり無しといった姿です。
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市野谷の森でも紹介したニワトコ。すでに芽吹きはじめています。
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マユミの冬芽と仮種皮(二枚目の薄茶色のもの)
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ガマズミの冬芽。やはり毛に覆われています。葉痕が人の顔に見えます。
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イロハモミジの冬芽。枝の先に2つ並び、春に新枝が伸びると、ここで二つに分かれます。
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ムラサキシキブの冬芽(先端)と残った果実
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ちょっとグロテスクな姿のニガキの冬芽。晩夏に咲く青紫の花からは想像できません。
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続きはまた明日。





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節を迎える市川の谷津田へ [大寒]

久し振りに市川の長田谷津に行ってきました。紅葉前に行ったきりです。

暫くお邪魔していないなと感じて、行きたい衝動に駈られました。ふと思えば去年もちょうどこの時期にぶらりとお邪魔していたことを思い出しました。不思議なもので心のどこかで何か疼いたのでしょうか?

と前置きはさておき本題へ。

風がやや強めに吹く中でしたが、柔らかな日差しのもと長田谷津に到着。早めに切り上げた仕事だったので午後2時近くに入りました。
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市川大町の駅側から入って自然観察路を歩いていきます。
水辺に生えるトクサのところでふと眼に入ったのが一匹のトンボでした。
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中央を拡大すると
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どうやら越冬するトンボで、オツネントンボと思われます。
枯れ枝と見間違うほど道化しており、わずかに動かなければ見逃していたところでした。
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コゲラ、ヤマバト、キセキレイ、カワセミ、シロハラ等など多くの鳥も観れます。ノーマルなカメラなので撮影は困難を極めます。良いモデルが欲しいところですが、今のままでなんとか頑張りましょう。
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流れのない澱んだところにヤマアカガエルの卵がありました。産卵した後、親は再び冬眠に入ります。
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明日はこの続き。冬の植物観察の面白いところをあげてみようと思います。
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生更木(きさらぎ) [大寒]

暖冬の正月から一転、先週最大級の寒波に日本列島が襲われ、南国奄美大島でも雪が降るという考えられない異常気象に見舞われました。
昨日は朝から気温もぐんぐん上がり、風もなかったせいでぽかぽか陽気になりましたが、今日は一転また寒い冬に戻っています。

今日から2月、漢字で如月
如月の語源には色々な説があります。
まだまだ寒いこの季節、更に重ね着することから”着更着”、立春間近なので、日に日に陽気が良くなることから”気更来”。さらには草木が芽生えはじめる月から”生更木”と。
陽気が良くなるのは、少し如何なものかと思われますが、私的には一番最後の生更木を推してみたいです。


昨日の朝、カメラ片手に久し振りの市野谷の森に入ってきました。
日が射し、気温も上がってきたこともあり、多くの鳥たちの鳴き声やさえずりが森に響き渡っています。
この森の頂点に立つあのオオタカの鳴き声もします。

学校脇に立つシラカシ
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今年からはじめた西側入り口付近のクヌギの定点観測
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同じ入り口にあるスギの雄花、揺すってみましたが、肉眼では花粉は観測されません。
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森の中にある池にアオサギ、カワセミがいました。立ち枯れのスギにはコゲラの姿も確認できました。
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森の中央にあるコナラとクヌギの定点観測地
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冬枯れの森でも春を待つ植物が見られます。

ウグイスカグラの冬芽。葉柄の基部がつば状に広がったものが残っています。その上に冬芽が左右に出ています。
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この森で観られる場所は二ヶ所だけと思われていたのですが、冬枯れの森を歩くと至るところにあったことに気がつきます。初夏に美味しく甘い果実ができるのであることから、多くの生物が(人間も)戴き、種子を散布するのであるのだから増えて当然なのです。
春のピンクに染まった花が早くみたいものです。


木立の合間に朝日が射し込んできました。
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南側の森の縁に育つニワトコは早くも冬芽から芽吹きへ。
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この時期に森で一番早く芽吹くニワトコはまさに”生更木”。
まだまだ寒さは続きますが、この木の芽吹きを観ていると少し気分は春を感じる温かな気持ちになってきます。
















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雪の降る里山 [大寒]

冬将軍がやって来て日本列島は震え上がっているこの週末、地元は雪の影響はありませんでした。
この数日このような寒く冷たい雨降りが続く天気に見回れ、フィールドにも出ずに大人しくしておりました。

今朝一旦止んだ雨が再び降りだし、霙に変わり、9時過ぎには雪へとなりました。大したことはなく積もること無く30分程で止んでしまいました。

レインジャケットを着て雪降る流山の熊野神社へ。

モノトーンの空と森。
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森は静まり返っています。

近くの民家のロウバイは良い香り一面に漂います。
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でもこの寒さに耐えているよう。
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明日は久々に天気で気温も二桁になるそうです。仕事に行く前に早起きして市野谷の森にでも出掛けてみようと考えています。

明日で1月もおしまい。もうすぐ立春です。



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印西の巨樹たち 2 [大寒]

引き続き昨日の印西に佇む巨樹を紹介。

印西牧の原駅周辺は今、北総線沿線の開発に伴って新しい住宅が立ち並び始めています。また道路も整備されはじめ、昔の里山の風景は少しずつ消えようとしています。流山の姿と酷似していて胸が締め付けられる気分です。
松虫寺も駅周辺の住宅が立ち並ぶ一番端の幹線道路を挟んだ反対側の林の中にあり、開発の手が少しずつ進んできています。

幹線道路から松虫寺に抜ける道沿いにやはりスダジイの樹があります。松虫寺のものに比べると樹齢や幹周りこそ劣りますが、フジの太い蔓が巻き付いてその姿が圧巻です。
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5月には藤の花を咲かせたスダジイの樹がきっと見応えあることでしょう。

このスダジイの樹のある所の先に松虫姫の乳母、杉自の塚があります。
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松虫姫が元気になって都に戻った後も杉自は村人に文字や養蚕、裁縫、はた織りを教えるため残ったそうです。杉自の没後、感謝の念をこめて村人が建てたと言われています。
塚にはアカガシとスダジイの木が寄り添い立っており、縁結びの塚とも呼ばれています。 
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これらの樹木を観た後、2km程離れた所にある”吉高の大桜”に久しぶり会いに行くことに。

里山が広がる雑木林と田んぼ、その先には印旛沼。強い寒波に包まれた日本列島ですが、風の来ない林の南側は日差しが十分照りつけ、春を思わせるほどの暖かさでした。

30分ほど歩いて吉高の大桜に到着。当然、人はひとりもいなく閑散としていました。畑とヒノキの林に囲まれた所にその巨樹は孤高に佇んでいます。
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この桜はヤマザクラで樹齢は300年以上、樹高は10.6m、幹周り6.85mです。
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氏神として祀られている根元は1m程高く塚状に盛り土され、良好な里山の環境下で成長したそうです。

蕾はまだ硬くこの寒さを堪え忍んでいました。
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春にはソメイヨシノとはひと味違った気品溢れる姿を見せてくれることでしょう。機会があったら是非、観てみたいものです。
因みに、満開から二日ほどで散り始めるそうで、足繁く通わないといけないかもしれません。





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印西の巨樹たち [大寒]

久しぶりの午後休み。仕事場から直行で千葉の印西市の”吉高の大桜”から程近い、スダジイの巨樹がある松虫寺を訪ねてみました。
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聖武天皇の第3皇女の松虫姫が重い病に掛かり、この地を訪ねて薬師仏に病が治るよう祈願し続け、無事治癒しました。それを喜んだ聖武天皇が天平17年に寺を建立。松虫姫の御名をとって松虫寺と名付けた、言い伝えがあります。


松虫寺境内入り口脇にそのスダジイの巨樹は立っていました。
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樹齢は200~300年、樹高16m、幹周り7.6m
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根元には大きな空洞ができており、向こうに抜けています。
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松虫姫を祀るために建てられた”松虫姫神社”。明治の神仏分離令により同じ敷地内にあります。彫り物は色鮮やかで見とれてしまいます。
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入り口のスダジイの奥手に背の低いイチョウの木があります。松虫姫が病が治り、都に帰る時に使っていたイチョウの杖を立てていったところ、その後芽吹いて成長し今に残るという言い伝えがある古樹です。
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巨樹とまではいきませんが、かなり幹周りが太いアカガシ。
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明日は松虫寺を抜けて辺りの樹木を紹介します。






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春告花 [大寒]

春を告げる鳥といったら”ウグイス”、春を告げる魚は色々ありますが代表的なのが”メバル”、”ニシン”や”サワラ”などがそうです。

では植物は何かというと”ウメ”。今年は暖冬のお陰で大分あちらこちらで咲いている光景が見られます。
他にもスイセンやロウバイも見られます。

この時期にしては少し早く、一つ一つが小さな花を纏い半球状に咲かせるミツマタが咲いていました。
こちらはミツマタの園芸種である”アカバナミツマタ”。
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ジンチョウゲの仲間同様、花弁は持たず、そう見えるのは筒状の萼片です。色は外側が白で内側が赤色になります。
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このミツマタも春を告げる花のひとつではないでしょうか?
道行く時に香る花でまた一歩春が近づいている気配を感じさせるこの頃です。

今夕から最大級の冬将軍がやって来ます。気温も10度には全く届かないほどの寒さ、年末の暖かさが嘘のようです。折角膨らんだ蕾もそのままでしょう。春の気配も一時お休みです。






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