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強い南からの風が吹いて [立春]

立春最後の日に関東では春一番が吹きました。昨日に引き続き暖かな陽気となり、気分は高揚、どこか森に出掛けたいそんな想いでした。

仕事を早く済ませて行きつけの房総のむらへ。
去年の暮れ以来の訪問です。
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暖かな一日とはいえまだ2月の半ば。森は冬の装いです。
少しだけ違うのは柔らかな陽射しと、冬の張り詰めた冷たい空気ではなく、微睡みを含んだ温かさがあります。
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春霞の印旛沼
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何処からか気の早い、ヒサカキの花の香りが漂ってきました。

坂田ヶ池の水も緩んでいました。冬の水鳥もあと僅かで北国へと帰って行きます。
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南に向いた斜面ではコウヤボウキの果実の落ちた総苞の様子が見られます。一見花のように見えます。
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漸く花を見つけました。
岩の間に咲くタンポポ
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コウゾリナ
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ウメも今見頃を迎えて、辺りに芳香を漂わせています。
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年末も咲いていたタチツボスミレ。なんとこの時期も咲いています。
陽の当たる暖かな場所なのでしょう。
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ユリノキの果実
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日も大分延びてきて歩ける時間が多くなってきました。2時間ほど森を散策。あと1ヶ月ちょっともすればサクラも咲き始め、林床も緑が増えていくことでしょう。
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流山鰭ヶ崎の道祖神のスダジイ [立春]

立春から随分日が経ってしまいました。今年に入ってから余りフィールドに出る時間が摂れない日が続きます。やっと摂れても風が強かったり、天気が思わしくなかったりと上手いようには行かないようです。それ以前に丸々一日休みがないのは少し考えないと!


もう二週間も前のことですが、以前から気になっていた樹木が流山市鰭ヶ崎駅から北に200m程の小高い丘に立っています。
この周辺は高台で崖があり、危険という名目で現在大規模な区画整理が行われています。この樹木からすぐのところには以前鰭ヶ崎三本松古墳がありました。鬱蒼と生い茂る林に囲まれ、この古墳は、全長25m、前方部の幅8m、後円部径17m、最大高2.5mの市内でも、例の少ない前方後円墳でした。
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古墳の墳丘からは、円筒埴輪や人物埴輪が出土しており、その研究から古墳の造られた時期は、6世紀頃と考えられています。
危険区域ということだけで古墳を保存せずに壊してしまうこの市の行政は全く以前と変わりません。流山市野谷の森周辺然り、運動公園周辺然り、どれだけ昔の面影を消せば良いのでしょうか?

この開発に危惧してあの樹木はどうなったのか気になっていました。最初に出会ったのは4年前、まだろくに樹木の名前すら解らず、ただただ大きな樹木があることだけ鮮明に覚えています。
入り口には道祖神が置かれ、そのすぐ裏手に目的の樹木が立っています。
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流山で現在生きている樹木のなかでも屈指の古さと太さではないでしょうか?巨樹の部類に入るはずです。スダジイとエノキの合体木ですが優に4mは越える幹廻りです。
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フェンスに囲まれ、ベンチが置かれていました。近所の方が涼を求めてくる、子供達が木登りをして遊んだりと・・・ 周りが開発されたこの場所に一体誰が来るとでも言うのでしょうか?
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樹高は目測ですが15mほど。辺りにもこの樹木ほどではありませんが何本ものスダジイが立っています。
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横に張り出した太い枝。右に見える祠は三本松古墳に祀られたものがこの地に移ってきました。悲しい限りです。
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枝分かれした姿はスダジイならではの雄々しさがあります。
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樹勢は良好です。
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今まで色々なスダジイを観てきて判断すると300年近い樹齢ではないでしょうか?開発によってこの木が伐採されないことを願うばかりです。
すでにこの近くの神社には保存樹としてプレートが下がっている樹木がありますが、このスダジイはそれ以上の厚く、早めの保護されることを願います。


この丘が連なる(連なっていた)向こう側にも多くのスダジイが生きづいています。次回それを紹介します。






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春の始まり [立春]

今日は二十四節気の立春
昨日まで吹いていた強い北風も収まり、穏やかな暦通りの陽気となりました。

春が立つ。とは言えどもまだ冬は続きます。本当の春はまだもう少し先です。
去年も同じような陽気でした。近くの梅林では一厘程度の咲き具合でしたが、今年はもう少し多く花を咲かせていました。

熊野神社は今年は豆まきは行わなかったみたいです。
この杜の周りは開発が進んで来ていて、こういった行事を行わなかったことで、ここも近年そうなるのか少し不安な気持ちになりました。

暖かな日差しの当たるイヌシデの幹に越冬の蝶、アカタテハが日向ぼっこをしていました。
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ニワトコの蕾が一気に増えてきました。
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冬真っ只中ですが、少しだけ春を少し感じるようになってきました。







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カエルの卵とハンノキ [立春]

春一番が吹き荒れて、再び冬型の気圧配置になった日本列島です。冬晴れになったものの、冷たい風が夕方まで吹く寒い一日でした。

久々に我孫子の谷津ミュージアムを訪ねてきました。
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冬枯れの谷津田の風景がそこにはありました。
常緑樹の緑以外は薄茶色、当然のことながら虫は飛んでもいなく鳴き声もしません。聞こえるのは冬鳥と通年見かける鳥の鳴き声と、時おり強く吹く風の音だけです。



大分遅くなった日の入りですが、日没まであと2時間ちょっと、一枚上着を多く羽織り歩き出しました。
谷津田の池や水の張った田んぼには、沢山のヤマアカガエルの卵がありました。
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勿論親の姿は無く、産んだ後再び冬眠に入ったのでしょう。メダカやミズムシがこの水温下でも元気に泳いでいます。

畔では緑の葉が増えてきました。
ハルジオン
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ヨモギ
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アメリカフウロソウ
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フキ
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山側に目を向けると
オオカマキリの卵
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ニワトコの冬芽
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民家の庭先のビワにはわずかに咲いていた花からよい香りがしてきます。アーモンドエッセンスに似た香りです。
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森から田んぼに向けて木々がトンネルのように覆い被さるように生い茂っています。大半がシラカシなのですが、一ヶ所だけシラカシとスダジイが競演しているところがあります。
葉の色が違うのでよくわかります。手前がスダジイ、奥がシラカシです。
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中央学院に近い場所にはハンノキが多く生えています。
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半湿地のこの場所はこの他にヤナギも何種かあります。
今ちょうど花粉が飛ぶ時期になり雄花の色が変わってきました。軽く揺すってみると黄色い粉末が飛びます。
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ハゼノキの冬芽と葉痕はどこかユーモラスです。
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学生たちの下校時間らしく辺りが騒がしくなってきました。散布する人も増えはじめここでお暇することにしました。
僅か2時間ほどの散策でしたが少しだけ春を見つけることができた谷津ミュージアムでした。
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春一番をもたらした爆弾低気圧 [立春]

天気の移り変わりと共に気温の変化が激しかった一日でした。

爆弾低気圧が通過しました。
そう言えばNHKではこの”爆弾低気圧”という言葉を使いません。学術用語としては認知されていないかららしいです。その代わりに、”急速に発達する低気圧”という言葉を使っています。
世界的にはこの爆弾低気圧という言葉は広く専門用語として使われているそうです。

その爆弾低気圧がやって来た知らせでしょうか?雨戸を叩きつける雨音が強くなり、お陰で目が覚めてしまい、少し早めに家を出ました。
風と共に雨も横殴りです。雲の流れも早く灰色の雲が次々とやって来ます。しかし北の空には雲の切れ間から青空が覗いています。不思議な空模様のなか、仕事場に行く前に市野谷の森に寄り道。


強い風を撮ってみたくやって来ました。
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葉の裏が白いシラカシです。

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ササの葉が同じ方向に向いています。

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やはり裏側が白のシロダモ。風で裏返しになっています。


お昼近くになり、日が射しはじめると気温は一気に急上昇。軽く20度を越えていきます。
今日はまだ2月半ば、初夏の気温です。昼休みにご飯も食べず、熊野神社へ行ってきました。午前中の風雨で葉や枝が沢山落ちていました。
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空は快晴です。台風一過のようです。
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気温が一気に上がって冬芽はどうなったでしょう?
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ガマズミ

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ゴンズイ

一日や二日の暖かさでは変化は無さそうです。

ロウバイはそろそろ終わりを迎えています。それにしても空にこのレモンイエローはよく映えます。
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白梅は一気に咲いた感じがあります。一面香りが漂います。
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今日気象庁は”春一番”が吹いたと発表しました。春一番の後はまた寒の戻り。気温も一気に10度近くも下がるそうで、人間のみならず動物や植物も困惑することでしょう。春本番とはまだいきそうにもありません。


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芽吹き [立春]

まだ10日程しか過ぎていない市野谷の森に足を運ぶと、少しずつ春の足音は確実にやって来ていることに気がつきます。
それは陽の光であったり、草木の成長であったり、匂いであったり、鳥の鳴き声であったりします。
五感を総動員(味わうことはできないので四感ですが・・・)させて森の中へ。

森の西側の入り口に立つスギの雄花、揺すると僅かながら花粉が飛散します。どうやらシーズンに入ったようです。
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そして定点観測のクヌギ。その左脇に生えるイヌシデは冬芽が大分大きくなってきています。
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ニワトコの混芽。ブロッコリーのような花の蕾が覗いています。
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こちらはアオキの雄花の蕾。
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ノイバラの芽吹き
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シラカシ
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エノキの板根はどことなく恐竜の姿に見えます。
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そのエノキの木の下では落ち葉の布団からタチツボスミレの青々した葉が出ています。
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沼に行くと大分水の量が少なくなっています。上空をここの池の主であるアオサギが飛んでいきます。カワセミの姿も観られました。
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傾きはじめた陽の光と立ち枯れしたスギ
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倒れた木を退かすとまだ冬眠中のザリガニがいました。
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森の中央の広場のクヌギ定点観測
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やはりこの時期の空の青さは一番澄み切っていてきれいです。

タラノキの冬芽
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ウグイスカグラも芽吹きはじめています。
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早春独特な臭いを放つヒサカキの花はまだ固い蕾のまま。あと1ヶ月といったところでしょうか?
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この日はやや西よりの北風が強く吹き荒れていましたが、風の来ない日溜まりでは、春を思わせる温かな日差しが降り注ぎ、やはり春が近いことを感じさせてくれます。日一日と芽吹きがこの市野谷の森にも訪れます。
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氷の花 [立春]

又々仕事がここにきて増えてしまい、フィールドに出掛ける時間が無くなってしまいました。
仕事の合間、早朝、早上がり等今までのようなちょっとした時間を利用することも出来なくなり、漸く時間が作れたと思ったら、日没後だったりでストレスが溜まってしまいます。

今日、何とか2時間ほど時間が作れて流山の市野谷の森に出掛けられました。
その話は明日にでも。


昨日の朝、車に乗り込もうとしたらルーフが真っ白。かなり冷え込んだ様子。霜が降りていました。
霜の模様がまるで花のようでした。
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駐車場のそばのセイタカアワダチソウの果実も凍っています。
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今週は週末に暖かくなるそうで、仕事の忙しさを少しでも和らげてくれることを期待します。
自宅近くの日当たりのよい斜面には沢山の蕗の薹が顔を出しはじめていました。
少し採ってきました。天婦羅で戴こうと思います。
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谷津田で出会った冬芽たち 2 [立春]

今日は気温もぐんぐん上昇して日向では上着を一枚脱いでも大丈夫なくらいです。
沈丁花の蕾も大分膨らんできました。春の芳香が待ち遠しい。
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市川の長田谷津で出会った冬芽その2です。

ゴンズイの冬芽は赤い帽子を被っているよう。
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これもゴンズイ。
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サンショウの葉痕と冬芽と棘
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人の顔や容姿に見えてなかなか面白いものがあります。
決定的なのがオニグルミでしょう。観察会でも人気No,1です。
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オオイヌノフグリが畔に沢山咲いています。
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小川の流れるところでは青々したクレソン。他にもセリが沢山出ていました。
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一歩ずつ春は確実にやって来ています。もう1ヶ月もすれば色々な生き物が現れる頃になり、フィールドに出る機会も増えていくことでしょう。





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梅ほころび春来る [立春]

明けましておめでとうございます。
今日は立春、一年の始まりを指します。
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5月の立夏の前日まで暦上で”春”に当たります。
少しずつ寒さは和らぎ、里山に生き物の姿が現れてきます。


仕事行く前に流山の熊野神社とその周辺を歩いてきました。
畑には霜が降りて冷え込んだ朝でしたが、9時を回り気温も上がってきて日向のところは融けて土色に変わっていました。
神社の賽銭箱の横には昨日ここで撒いたのであろう福豆と柊が置いてありました。
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森にはシジュウカラがさえずり、コゲラが「コツ、コツ、コツ」と木を叩いています。温かな日差しが森には入り込み、普段より多くの鳥が集まっているようです。
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近くの梅林に足を運びました。こちらはまだ一厘咲きですが、春の始まりを少しだけ感じさせてくれました。
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本当は昨日の続きの予定でしたが、立春に誘われて変更してしまいました。
明日必ず。

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