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晩冬の筑波へ [雨水]

一昨日仕事を早めに切り上げて筑波へと向かいました。
今回はいつもお世話になっている真壁の来楽庵さんでのんびり一泊して翌朝山に入るという計画です。

午前中曇っていて時折小雨が降ったりと先行き不安な様子でしたが、午後に入ると雲が切れ陽が射してきました。
何時もなら帰る時間に今回は筑波に入る、何か小学校の土曜日のようで気持ちが高揚してしまいます。(今は休みですが昔は午前中授業がありました)筑波で一日半楽しめるかと思うとワクワクしてしまいます。

山に近づくに連れて風が強くなってきました。
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正に筑波下ろし。農家の方が田んぼにトラクターを入れて田起こしをしていました。起こしたあとを追うようにカラスが何か餌を探しています。

まずはこの日泊まる来楽庵さんへ。ご挨拶して早速今日の宿の離れに移動。一人贅沢に使います。
暗くなる前に食材を求めて真壁の街へ。
今宵は茨城の銘酒”一人娘”を戴くことに。あとは適当にツマミを作って、〆に味噌煮込みうどん 餅入りを作りました。
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昔はよく海に行っては浜辺で焚き火をしながら色々なもの作って呑んでいましたが、今となってはやる機会も場所もなくなり、こうやって囲炉裏のあるところでしか味わえなくなりました。
焚き火や炭火をみると安らぎを感じさせてくれます。ついついお酒が進んでしまいます。
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相変わらず風は吹いていますが、離れのそばを流れる沢の流れる水の音だけが聞こえます。
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翌朝飲み過ぎても何故か目覚めよく、早速準備して山を登り始めます。
色々な植物がみられる来楽庵さんの庭でまず散策。
アブラチャンの蕾が膨らみ、もうあと僅かで開花まで来ていました。
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福寿草の花が咲いています。
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コブシの冬芽
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沢の近くではフキの蕾が落ち葉の布団から顔を覗かせています。
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春先いち早く芽を出して葉を伸ばすニワトコも元気です。
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オオモミジの冬芽
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床の間にも生けてあったネコヤナギ、赤っぽい冬毛がなんとも不思議で・・・
調べてみるとピンクネコヤナギという種類だそうです。
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春が始まりつつある筑波山麓からのんびりと林道を登っていきます。
つづく。。。





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2017年1月下旬の市野谷の森 [雨水]

このところ写真の整理とブログアップが非常に遅れてしまっています。なかなか順番通りに行かなかったり、お気に入りを先にしてしまったりと、良くないことと承知しているにも関わらず・・・反省しております。

と言うことでもう1ヶ月近く前になってしまった流山の市野谷の森の様子を伝えます。(勿論その間にも森に行っております)

1月下旬とはいえ比較的暖かなこの日、風もなく穏やかでした。いつものように15時少し前に森へ入りました。まずは西側の入り口から。
いつもならクヌギの定点からですが、今回からスギの雄花を観察していきます。
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まだこの時点では揺すっても花粉は飛びません。

イヌシデの幹にアカタテハが日向ぼっこをしていました。近づいても逃げる気配はありませんでした。越冬する蝶ですが、久々の日差しで出てきたのでしょう。
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そしてクヌギの定点観測
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ムクノキの定点
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ニワトコの蕾から葉が出始めています。
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イヌシデの林
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森の中央に位置するクヌギの定点観測
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ウグイスカグラ 葉柄基部がつば状に広がったものが残っています。
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アカメガシワの冬芽
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暖かな日があっても所詮は冬の最中。それでも少しずつ確実に春へと森が動いています。
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市川大町の谷津田にて [雨水]

昨日の続きで市川大町の谷津田"長田谷津"です。
丘陵の林に生える樹木の冬芽を観てきましたが、今日は湿地帯の様子です。
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この谷津田に生えるもっとも多い樹木にハンノキが挙げられます。
房状の雄花が風で揺れます。
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ハンノキの下ではもうすっかり春色の緑の絨毯が拡がっています。
クレソン
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セリ
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水辺から離れた陽の当たる場所ではオオイヌノフグリが咲き乱れます。
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ホトケノザ
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木が生い茂りあまり日照時間が多くない湿地帯ではミズバショウが芽を出し始めています。
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少し斜面寄りではオオハナワラビが出ています。
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水の澱んだ湿地ではヤマアカガエルの卵を観ることができます。
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オニグルミの冬芽
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暖かな陽気に誘われて亀が甲羅干しに現れました。
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亀のいる池でカワセミとサギのツーショット
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生き物も少しずつ動き始めてきました。この谷津田周辺も鳥の鳴き声が多く聴かれました。
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久し振りの訪問でやはり落ち着ける場所であることを再確認できました。今年はもう少しこの谷津田に足繁く通おうかと考えています。



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久し振りの市川大町の谷津田へ [雨水]

先週久々の早めの仕事終わりで、ここぞとばかりに飲み屋ならぬ、里山のはしごをしてきました。

その移動距離40km弱。前回挙げた"房総のむら"は昼過ぎから伺いました。午前中はと言うと、半年振りでは利かないくらいご無沙汰の市川大町の"長田谷津"です。

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この日は風もなく穏やかな日でした。駐車場に植えられている河津桜も7分咲きといったところでしょうか?動物園も併設しているので平日にも関わらず多くの方が来られています。
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もちろん動物園には寄らずにまっすぐ森の中へ。
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陽射しは冬の鋭さと違い、柔らかな春先らしいものでした。

斜面には落ち葉。この時期独特の土と落ち葉の香りが太陽の熱で温められて漂います。
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今回は谷津田を取り囲むように丘陵に生える樹木の春を紹介します。
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コブシ

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アカメガシワ

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ガマズミ

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ニガキ

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マユミ

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ムラサキシキブ

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ヤマグワ

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ニシキギ

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ゴンズイ


花が少ない時期に山での楽しみ方のひとつです。気温も上がり、日照時間が延びてくるとこれらの冬芽達もまた姿を変化させて魅せてくれることでしょう。
春二番が吹き、木曜日は三番になりそうです。季節の移り変わりの狭間にいます。


次回は谷津田の湿地帯で観られたものを紹介します。










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三寒四温 [雨水]

今日は二十四節気の"雨水"です。
雪が雨になり、氷が溶けて水になる頃を意味します。

昨日春一番が吹き荒れた里山では、木々の芽吹きが始まっていました。
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ニワトコ


今朝は昨日とは一転、寒い一日になりそうです。
これから少しずつ寒い日が減っていき、暖かな日が多くなっていき、春へと向かっていきます。


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畏怖の念を抱かせる巨樹 [雨水]

環の大樟を観させて頂き、急な石の階段を登って山門を潜り興源寺へ。
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推定2000年のクスノキを拝観した後でさぞかし古めかしい(失礼)お寺さんなのかと思ったら、いやはやきれいな想像したものとはほど遠い近代的な立派な本堂です。

鐘突き堂の裏手の墓地に立派なスダジイが二本立っています。手前の方が太く、枝葉が広がり勢いがあります。環境省のデータでは樹高17m、幹周りは5mとあります。
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根本付近はよく見えないほどひこばえに覆われています。
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そして見上げると大枝が四方八方に広がり、それはまるで生き物が乗り移ったかのような姿をしています。
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山肌に生えている立地の環境によるものかもしれませんが、今まで観てきたスダジイの樹高や幹周りとは全く違い、この畏怖の念すら覚える容姿にただ立ち尽くすのでした。
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この他この興源寺のある丘には沢山のスダジイが生い茂っています。
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裏手から登れる細い参道(山道?)は陽があまり射し込まない薄暗い森の中を進みます。
登り切ったところでこのスダジイが目前に鎮座しているので、少々おどろおどろしいかもしれません。
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房総に多いスダジイの巨樹、またひとつ新しい発見ができました。次回はどんな姿をした木に会えるか楽しみです。




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環(たまき)の大樟 [雨水]

暖かな一日でした。冬将軍もそろそろ北に帰る頃でしょうか?この先も暖かな日が続くそうです。 


大山千枚田から車で北上すること約30分、富津市東大和田に小高い丘の南側に興源寺というお寺があります。応永年間(1394~1428年)時に開かれたとされています。実際それを証す当時の板碑が現存しています。

興源寺の山門前に大きなクスノキが立っています。昭和10年に県の指定天然記念物になっています。
樹高15m、幹周りは12.5m(環境省のデータ)。千葉県最大のクスノキです。
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電線が遮っていて残念でたまらない!

幹周りは柵がしてあります。
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山門側から観ると空洞ができています。
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案内板は、これを中央幹が失われた跡として、現在の左右の幹は”ひこばえ”ではないかと推測されています。
 
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先程の板碑の説明文にこのクスノキの空洞の中央にこの板碑はあったらしいのです。ということは600年前にはこのクスノキはあったことが解ります。
しかも空洞がその時あったということは、それ以前から元になる木はあったということです。
いったい樹齢何年なのでしょうか?優に1000年は越えていたに違いありません。色々なものを見てきたのでしょう。太古のロマン溢れるそんなクスノキでした。
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ちなみに環(たまき)とは旧地名が環村(たまきむら)だったことから環村の大きなクスノキで”環の大樟”と呼ばれたそうです。
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大山千枚田の春 [雨水]

まだ北側を向いた日陰の斜面では雪が残る山を上っていきます。
トンネルを抜けると左側が急に開け、大山千枚田が現れてきました。ピークに着くと、そこは”耕起”の田んぼに水を張る作業が行われていました。
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姿はなけれどヤマアカガエルの大合唱があちこちの田んぼで鳴いています。

11時を回り暖かさが増してきました。
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畔や土手では春の花が咲き始めています。
タチツボスミレ
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フキ
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カントウタンポポ
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スイバ
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トウダイグサ
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北側が山で冷たい風を遮っているおかげでポカポカ陽気。朝早かったせいで眠くなってしまいます。
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ゆっくりと棚田の風景を観て廻り次の目的地、興源寺へと向かいました。
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春を求めて内房へ [雨水]

先日NHKのニュースで内房鋸南町の河津桜の中継を行っていました。
久々のオフで早起きして(いつもと変わらないのですが)内房へと春を探しに出掛けてきました。
今回はこの河津桜と、大山千枚田そして巨樹巡りで興源寺の大楠とスダジイを一気に欲張って観てくる計画を立てました。

春二番が吹き荒れた未明、時間を追う毎にその風も弱まり、現地に着く頃には南房総の柔らかくて力強い陽射しで、思ったより寒くなく穏やかな日となりました。

内房保田から長狭街道を外房に向けて走っていくと保田川沿いに桜並木が見えてきました。
すでに濃いピンクの花が満開です。
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土手沿いには菜の花やムラサキハナナ、ツルニチニチソウがすでに咲いていて青空と河津桜のピンクに色を添えていました。
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鋸南町では「河津桜」を石橋山の戦いに敗れ小舟で逃れた源頼朝が当町の竜島海岸に上陸して再起を掛けたという歴史的事実にちなんで、この河津桜に”頼朝桜”の愛称をつけ、日本一の桜の名所にしようと町民一丸となって取り組んでいるそうです。
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ここから少し山に入ったところでは昨晩雪が降ったみたいで、日陰はうっすら白く積もった雪が残っていました。
それでも温暖なこの辺り、スイセンは終わりに近づき、変わってウメや河津桜、菜の花、そしてハクモクレンが咲き始めていました。



長狭街道を更に東に向かうと、途中日本の棚田百選で有名な大山千枚田の入り口が現れます。

標高150m程から面積4ヘクタールの斜面を下り、東西600mに渡って375枚の棚田が形成されています。ここの水田は日本で唯一の雨水だけの天水田だそうです。
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流石に疲れたので今日はこの辺で。
明日続きを。




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2月終わりの市野谷の森 [雨水]

立春が過ぎて陽射しに春を感じるようになってきました。春霞とも言えるような陽射し、そして日の入りが大分延びました。東京の日の入りは17時半を少し回ったところです。

今月三度目の流山市野谷の森に行ってきました。
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イヌシデの蕾も膨らみはじめて高い木々の上までもそれとわかるようになってきています。
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西の入り口にあるスギの雄花。この日は揺すっても花粉は飛びませんでした。
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定点観測のクヌギ。以前より蕾とわかるようになってきています。
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何より顕著なのがニワトコ。
葉は大分出てきて、ブロッコリーのような花芽も膨らみはじめています。
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キヅタの果実
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森の奥の池に向かうとここの主であるアオサギがいました。今日は近づいても逃げること無くこちらを観ていました。
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池の縁にヤマアカガエルの卵を発見。長田谷津や谷津ミュージアムのように大量ではなく二塊ほど。
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森の中心のクヌギの定点の下に生えるコウヤボウキ。
総苞
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冬芽は白い毛に覆われます。
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2月終わりのクヌギの定点観測
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今日はオオタカの鳴き声は聞こえません。シジュウカラのさえずりぐらいです。
巣が落ちていました。恐らくシジュウカラではないでしょうか?
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粟野の森で咲いていたウグイスカグラはこの森ではどうなっているでしょうか?
この森では花は咲いておらず、漸く葉が出てきたところ。
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際立ってこの森では春を告げる花や鳥は無いようです。しかし芽は膨らみ確実に今年も春に備えてエネルギーを蓄えていることが観てとれました。

ゴンズイの冬芽も少し成長したようです。
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明日で2月も終わり。人間界は年度末。卒業、別れの季節。動植物はこれからが本番です。出会い、成長、開花。フィールドに出る楽しみがまた増えます。

学校横のシラカシ
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